足芯呼吸

<Emmery Annexの過去ログ>

梅の花が開花するなど、寒いながらも春の兆しが見えてきました。
こんな時期は、地面の下では春に芽吹く為のエネルギーが満ちあふれています。
この時期に一番良い呼吸法は、「足芯呼吸」だと氣功教室で習いました。
西野流呼吸法といった方が知っている方が多いかもしれません。
私の先生は西野流で1年間修行をされた方なのですが、私が知っているのはそれとまったく同じ呼吸法か、というと西野流を詳しく知らないので私からはなんともいえません。

足芯呼吸とは、足の裏から息を吸い、エネルギーを全身にめぐらせた後、ふたたび足の裏から息を吐くという呼吸法です。地面の下にあるエネルギーを自分の足の裏にまで引きあげてきて、そのエネルギーを膝、腿、丹田を通って頭の上(百会)まで吸い上げます。吸い上げたエネルギーをいったん放出して、それをまた百会から吸って、今度は頭から鼻筋、口、喉、胸と身体の前側の中心線を通って丹田までおろします。丹田までおろしたら、息を吐きながらエネルギーを足の裏までおろして、大地に返します。

文字じゃ分かりにくいですね。
イメージとしては、樹木が水を吸い上げて、葉からエネルギーを放出して、そのエネルギーを葉から吸収して幹を下ってまた大地に返すって感じかな。

吸いあげたエネルギーをそのまま身体の中に維持したらダメなの?
と言われそうですが、吸い上げたエネルギーは大地に返すのがポイントです。
吸ってばかりで放出しないと身体の末端がエネルギーでぱんぱんに腫れあがりますよ。
こればっかりは、やってみないと分からないですね。

時々、この呼吸法は健康雑誌などで写真付で紹介されてます。
実演は由美かおるさんの「ダイエット呼吸法」で見ることができます。
そういえば、我が家では母がこのビデオを持っていたはず。。
一度見てみようと思います。

この呼吸法をしていると、身体の中心があつーくなり、エネルギーが通っている、というのが分かりますよ。由美かおるさんがあの体型と若さを維持しているのもこの呼吸法を続けておられるからだとか。
それを知ったら、やってみたくなる?

銀河の月7日 KIN201/存在をつり合わせる 赤い律動の竜