怒り

<Emmery Annexの過去ログ>

「怒り」と聞いたらどんなイメージを持ちますか?
「怒り」はマイナスの感情だと思ってませんか?
私もずっと良くないものだと思ってましたが、実は、「怒り」そのものは悪い感情ではありません。

セドナを2回目に訪れた時に受けたサイキック・リーダーとのセッションで、
私の行動の源となるのは「怒り」だ
と言われました。
私自身、そのことに気づいてましたが、「怒り」は悪い感情だから、なるべくなら持つものではない、と思っていました。

「怒り」という感情そのものは悪いものではない。
「怒り」は、人を動かす原動力となります。
ただ、その「怒り」が他人に直接向けられるのは良くない。
と彼女は言いました。

確か、上野千鶴子さんも
「私をここまで突き動かしてきたのは「怒り」である」
とおっしゃっていた記憶があります。
もしかしたら別のフェミニストの方だったかもしれません。
現在の社会制度に対して怒りを感じ続け、それが私を突き動かしてきたので、私だけじゃなかったんだって、なんだか親近感を持ちました。

「怒り」はいろんな感情の中でもっともエネルギーを必要とする感情です。
「怒り」に消費されるエネルギーは、何かを成し遂げるパワーに転換できるのです。

「こんなことは許せない!」「なにくそ、見返してやる!」などなど、「自分を向上させるため」「自分を守るため」にも必要な感情なのです。

ただし、過ぎたるは及ばざるがごとし、です。
怒りすぎたり、怒りの表し方が不適切だと、いろんな弊害が生じてしまいます。
相手に直接怒りをぶつけたり、怒りを抑え込んだり、怒りを感じた自分を責めたりせず、上手に「怒り」の感情とお付き合いしたいものです。

銀河の月12日 KIN206/機会を解き放つ 白いスペクトルの世界の橋渡