ピアス

<Emmery Annexの過去ログ>

「ピアスをすると運命が変わる」って言いませんでしたか?
私が学生の頃は、誰かがピアスの穴を開けると
「何か変わった?」
と問われたものでした。
たまたま安西真希さんのHPを眺めていたところ、ピアスに関する興味深い記事を発見しました。

安西真希さんは、ピアスをすることで運命が変わるのではなく、
「人生を変えるためにピアスをする」と解釈されてます。
「何かを決意した時それを全うするための儀式として“ピアスをする!”
つまり体に傷を付ける事によって、もう後には戻れない事を自分自身に再確認する」のだと。
私もピアスをしていて、右に2つ、左に1つ、計3つ開けてます。
最初の左右のピアスを開けたのは、大学生の時です。
日常でアクセサリをつけたりする趣味がなかった為、
ピアスなら毎日つけるに違いない
と自分が女っぽくなれるように、と思って開けた記憶があります。
恐がりだったので、お医者さんで開けてもらいました。

右にもう一つ追加したのは、大学4回生になる春のことでした。
いろんなゴタゴタがあって、ちょっとした決意をしたのです。
そして「ピアスを開けて変わる運命なら変えてやる」と
自分でピアッサーを買ってきて開けました。
まさに、安西真希さんが書いておられる通りの行為をした訳です。

それで何か変わったか、というと、変わったんでしょうねぇ。
これまで良い子で順調に走ってきたレールから降りることにしました。
浪人もせずに良い大学に入って、成績もそれなりでしたけど、このまま就職したらこの先の人生、ずっと決まったレールの上を走るだけのような気がして、それが耐えられず、就職活動せずに卒業し、今でいうニートになり、その後はアメリカ留学したり、帰国してもフリーターで、 まっとうな?会社員になったのはつい2年ほど前の話です。
30歳過ぎても結婚する気もなく、レールから外れることを選択している人生です。

HPにはもう一つ面白いことが書いてありました。
「大切にしていたピアスを無くした場合は“転機の印。”」
これも思い当たることがあります。
毎朝、起きたらつけて自分の身体の一部のようになっていたピアスを2回無くしてしまった経験があります。本当によく覚えていて、1回目は友達とセドナに行った帰りの飛行機から降りようとした時。
何かにひっかかって、ピアスが片方飛んでいってしまったのです。
搭乗客が飛行機の外へ出ている時でしたので、立ち止まることができず、そのままになってしまいました。

2回目はこの冬の話です。会社に着いて、ふと耳を触ると片耳のピアスが消えてました。多分、マフラーか何かにひっかかって外れたのでしょう。

2回とも、高価ではないのものの、自分の身体の一部のように着けていたものでしたので、ちょっとショックでした。
ピアスを無くした後、転機があったかと振り返ってみると、ありました。
やっぱりピアスには独特のパワーがあるようです。

2月にピアスを無くして以来、新たに身体の一部となり得るようなピアスをまだ買っていませんが、新たな目標と共に新たなピアスを購入をしたいな、と思った次第です。

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