立秋

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の8月7日は「立秋」です。
夏真っ盛りですが、暦の上では秋が始まります。
なので「暑中お見舞い」じゃなくて「残暑お見舞い」に変わります。
子どもの頃はその辺りがよく分かってなくて、なんで夏なのに残暑お見舞い?と思ってましたが、暦を知ると納得できます。

二十四節気の「節切り」では、立秋から立冬の前日までが秋です。
現行の新暦太陽暦)であ、9月から11月までを「秋」としています。
天文学上では、秋分から当時までを「秋」としているそうです。

「秋」はさらに「三秋」、「初秋」「仲秋」「晩秋」の3つに分けられます。
「初秋」は、立秋から白露の前日までで「孟秋」ともいいます。
「仲秋」は、白露から寒露の前日まで。
「晩秋」は、寒露から立冬の前日までで「季秋(きしゅう)ともいいます。

「秋」と一言でいっても、いろいろとあるのですね。

七十二候では、初候にあたる「涼風至(りょうふういたる)」
「涼しい風が立ち始める」の意味です。
大阪では昨日、雷がたくさん鳴って雨も降りましたのでクーラーのように涼しい風が昨晩は吹いていました。まだまだ暑い日が続き、熱帯夜もたくさんあるかと思いますが、
季節は確実に秋へと向かっていますので、時折「涼風至」を実感できることがあるかもしれませんね。

磁気の月13日 KIN116/大胆さを普遍化する 黄色い水晶の戦士