私をつき動かすもの

<Emmery Annexの過去ログ>

現在、自省モードゆえ、個人的な話が続きます。。
今回は、私をつき動かすものについて。
何度となく書いてますが、私をつき動かすものは「怒り」です。
何に対して怒ってるの?と問われると一言では言い表せませんが、
「どうしてそんなに頑張れるの?」
と言われる行動の裏には、怒りが原動力となっていることが多いです。

今では自分の原動力として「怒り」を受け入れていますが、この「怒り」という感情を受け入れることは大変な作業でした。

「怒り」に対する意識を変えたのは、2回目に訪れたセドナでのリーディング・セッションがきっかけです。当時は、訳も分からないまま太極拳を習って2年が過ぎた頃でした。日本の太極拳は「スポーツ太極拳」みたいな要素が多いらしいですが、私がアメリカで習っていたのは、スポーツよりも精神修養的なものが強いもので、氣や丹田、チャクラを教えてもらい、毎回のクラスで瞑想もやっていました。

セドナを訪れた頃の私の悩みは「第3チャクラが痛む」ことでした。
内蔵が痛いのではなく、確かにチャクラの部分が痛んだのです。
ぬいぐるみを抱っこしてないと痛くて眠れない状態が続いていました。
太極拳のクラスで習ったいろんなことを試してみても解消できずにいたのでセドナでそれが解決することを期待して行きました。

初めてセドナを訪れた時にお世話になった方にその時もガイドなどお世話してもらい、彼女にお勧めのサイキック・リーダーを紹介してもらい受けに行きました。

「第3チャクラが痛くて困っている」
と、ヒーラーに伝えると

「あなたの行動の源になるのは『怒り』です。そのことを分かっていながらあなたがそれを否定して、葛藤が起こっているから第3チャクラが痛むのですよ。」
と、ヒーラーは言いました。

「怒りは悪い感情だから持たない方がいいんじゃないの?」
と私が問うと
「『怒り』という感情そのものは悪いものではありません。『怒り』は、人を動かす原動力になります。ただし、その『怒り』が人に直接向けられるのは良くありません。」

セッションでは、怒りを原動力にしているのは、過去にハワイで怒りを原動力にしていたカフナ(シャーマン)だった時代があったから、みたいな話を聞いたりしました。
カフナは、平和的なイメージがあるのですけど、人それぞれなんでしょうね。
英語でしたので、日本語のように一字一句理解できていた訳でなく、彼女のカフナの話を聞きながら、私の頭の中でインドの女神、カーリーを思い出していたのを覚えています。カーリーって、怒りから生まれた女神様なのです。殺戮と恐怖の女神であり、世界を無に帰す時の女神・破壊神なんです(苦笑)

どうやって、怒りを受け入れるか、という話をしていたら、
「私も『怒り』で動く人なの。そんな自分と葛藤することが今でもあるわよ。そうするとあなたと同じで私も第3チャクラが痛くなるの。どうしたら第3チャクラの痛みを解消できるかは、私も研究中なのよ。何か良い方法があったら私にも教えてね。」
とヒーラーが言ったのです。

こうやってリーディングやヒーリングを生業としている人でも、取り組み続ける問題があるんだ。これは、目から鱗の体験でした。サイキックなことをやっている人は、悩みがないと思いこんでいたのです。あのセッションの中で、何が印象的といって彼女にもチャクラが痛む、という悩みがあることを知ったのが一番印象的でした。

ちょっと話がズレてしまいましたね。
結果から書きますと、このセッションが終わったら第3チャクラの痛みがすっきり収まったってことはありませんでした。ある程度はひいたのですが、やはり葛藤が深かったようで、なかなか一度では。。

いつから痛まなくなったのか忘れてしまいましたが、今は自分の中で葛藤が起こらない限り、第3チャクラが痛む、ということはなくなりました。長くなった割には中途半端なお話になってしまいましたので、続きになるような話はまた次回にでもご紹介しましょう。

月の月20日 KIN151/幻想を型どる 青い銀河の猿