行ったことのない道

<Emmery Annexの過去ログ>

受信箱にためっぱなしになっていた「インナーメッセンジャー」を久しぶりに整理しながら読み直していて、心に留まったものを。

いままでに行ったことのない道を探して歩きなさい。
知っている道をさけて歩いていくのです。(2005/9/14)

なぜならあなたを本当に満足させるものは
未知の体験そのものだからです。(2005/9/15)

言葉はおかしいのですが、「大胆な小心者」の私は、幼い頃から他人と同じことをするのが大嫌いでした。皆が右を向けば、一人で左を向いているような子どもで、幼くてもメインストリームを歩くことを拒否していました。
女の子として生まれてきたからかもしれませんが、脇道にそれようとするとすごい力でメインストリームに戻そうとする圧力を感じながら生きてきました。
それをまた、強引に自分は自分の道を歩くと、勝手気まましてきたのですが、それでも年齢的なこともあるのでしょうが、行ったことのある道を選んで何も考えずに想定内で起こることを処理しているような日々を感じます。

行ったことがある道、行った先に何があるか分かっていて歩くことはとても楽です。
通勤路のように、毎日同じ道を行き来しているのは安心でもあります。
分かり切ったルーティンのような毎日から学ぶこともありますが、自分を飛躍させるような何かがでてくることは無いような気がします。

未知の体験をすることは、これまで知らなかった自分を知るきっかけを作ること、とも言えるのではないでしょうか。自分自身が把握している自分の姿が全てではないと思うのです。
自分探し、という言葉があまりにも安易に使われているような気がして、最近はあまり好きじゃないし、使いたくないのですが、未知の体験をして本当の意味で満足していくのは、そこにそれまで自分自身も知り得なかった自分を見つけるからではないのか?と思います。

電気の月5日 KIN164/直観を呼び起こす 黄色い銀河の種