菊花開/蟋蟀在戸

<Emmery Annexの過去ログ>

10月13日は七十二候で寒露の次候にあたる「菊花開(きくのはなひらく)」
読んだままで、菊の花が咲く、という意味です。
関西、特に大阪の方ならご存じでしょうが、秋、菊、と聞けばひらかたパークの菊人形ですね。小学校低学年まで京阪沿線に住んでいたので、毎年この時期になると菊人形を見にいってました。その菊人形も今年で最後。もう20年くらい見にいってないと思うのですが、来年からもう開かれないと知ると淋しいなぁ、と思います。


10月18日は、末候の「蟋蟀在戸(しっそくこにあり/きりぎりすとにあり)」
「蟋蟀」とはキリギリスのことで、コオロギの古名です。
万葉の時代、コオロギのことを「キリギリス」と呼んでいたそうです。
キリギリスのことは何と呼ばれていたのでしょうね。
「キリギリス(コオロギ)が戸のあたりで鳴く」という意味です。
寒くなってきて、コオロギも家のそばに寄ってきて鳴く、というようなイメージでしょうか。この数日は暑いくらいの日が続きましたが、寒さを感じる日も出てきました。
夜の始まりが早くなり、秋が深まってくるのを感じます。

電気の月25日 KIN184/気づきを安定させる 黄色い月の種