熊蟄穴/魚厥魚群

<Emmery Annexの過去ログ>
今年の12月12日は、大雪の次候「熊蟄穴(くまあなにちっす/くまあなにこもる)」
蟄れる(かくれる)=こもるは古訓で動物が土中に隠れるの意味で、熊が冬眠のために自分の穴に隠れる時節です。
虫たちは9月末に蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)で先にこもってしまいました。

12月17日は、末候の「魚厥魚群(けつぎょむらがる)」
鮭が群がり、川をさかのぼっていく時節という意味らしいのですが、実際にはもう上って産卵しているはず。冬枯れの季節ではありますが、脈々と次の世代、次につながる営みが始まっています。

いよいよ次は冬至です。
今年は暖冬と言われていましたけど、冷える日が続きます。
どうぞご自愛ください。

律動の月5日 KIN248/芸術を引きつける 黄色い時期の星