冬至

<Emmery Annexの過去ログ>
今年の12月22日は冬至
「暦便覧」に「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」とあるように陽光が最も弱く、一年で昼間が最も短い日です。冬至には、ゆず湯に入ったり、小豆粥や南瓜を食べる習慣があります。

七十二候では、初候の「乃東生(なつかれくさしょうず)」
草木いずれも枯れているなかで夏枯草のみが緑の芽を出し始める時節という意味です。
乃東(だいとう)とは漢方薬に用いられる靫草(うつぼぐさ=空穂草)の古名で、冬至の頃に芽を出して夏至の頃に花穂が枯れて黒くなることから夏枯草といわれているのだそうです。

年末の三連休に入る前夜が一年で一番夜が長い日です。
冬至ですので、ゆず湯にして長風呂を楽しもうかと思います。

律動の月9日 KIN253/用心深さをつり合わせる 赤い律動の空歩く者