苦しいときこそ

<Emmery Annexの過去ログ>

少し前に苦しい時期を過ごした際、苦しいときこそ自分が本当はどうありたいのか、見えてくるのではないかと感じていました。苦しい中から抜け出したいから、真剣に自分と向き合おうとするからです。何もかもがスムーズに進んでいて、自分の進む道に疑問がない時こそ逆に、自分が本来どうありたいか、といったようなことは考えないものです。

そんなことを考えていたら、とある本に
「苦しい時こそ、何が大切かはっきり分かる」
と書かれているのを発見しました。
やっぱりそうか、と思っていたら「シンクロ日めくり」の毎日の言葉に

光の当たった部分には、可能性はない。
暗い部分だけが、新しい道をつくる。

と書かれていました。
逆説的ではありますが、確かにそのような気がします。

少し前のものですが、Kiroroの「チャンス」という歌は
あなたにできる事
一番輝ける事 きっとあるはず
悩める日がおとずれたなら 
それはチャンス
という歌詞から始まるのですが、この曲を初めて聴いた時、
そんな考え方があるのかと、とても新鮮だったことを思い出しました。
何かあるたびに心に浮かぶ好きな曲でもあります。

苦しいときに「これは自分を変えることができるチャンスだ」と考える余裕はないでしょうが、実はとても大きな可能性を秘めているのですね。

太陽の月3日 KIN70/忠実を命じる 白い倍音の犬