霜止出苗/牡丹華

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の4月25日は、穀雨の次候の「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」
霜が降りなくなり、苗代では稲の苗が生長する時節という意味です。
10月23日頃にある霜降の初候「霜始降(しもはじめてふる)」と対をなしています。


4月30日は、末候の「牡丹華(ぼたんはなさく)」
百花の王、牡丹が花を咲かせる時節という意味です。
なんだか、並んでいる漢字を見るだけでも華やかな感じがしますね。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という諺があるように美しい女性のたとえとしてつかわれる牡丹ですが、「牡」はそのまま「オス」、「丹」は赤を表すので、強烈で赤い花、という意味なのだそうです。
言われてみれば、確かにとっても華やかな花ですよね。
この時期になると、牡丹の花を見にいった時のことを思い出したりします。
ゴールデンウィーク中、機会があればどこかで鑑賞したいですね。

惑星の月24日 KIN119/エネルギーを安定させる 青い月の嵐