旅の効用

<Emmery Annexの過去ログ>

今月(6月号)の日経Healthは 丸ごと一冊「解毒」バイブル ということで、ついつい気になって買ってしまいました。

いろんな解毒方法が紹介されているのですが、面白かったのは、
「旅は心を解毒する」というもの。

「人間には食欲や性欲などと同様、”旅欲”がある」
そうで、
「日常生活の中でストレスがうっ積すると、元気の気が枯れて『気枯(けがれ)』を招く。この状態を放置しておくと、病気や死につながるので危険。そこで気を補い、元気を取り戻すため、しばし日常を離れる。これが旅。江戸時代から旅はこのように位置づけられ、心を解毒する大切は役割を担ってきた」
のだそうです。

ここで言う「心の毒」は、ストレスを指します。
確かに旅行するとストレス発散になりますね。ただ、出張だとか、あまりに行程がきつすぎるのは逆にストレスになったりもしますが。

そういえば、「転地療法」なんていうのもありますね。日常から切り離されるのが一番なんだと思います。ただ、最近は携帯電話の普及で日常から完全に切り離されにくくなっているのが現状です。緊急時には便利なんですけど、やっぱり日常に引き戻されたりもしますしね。

ゴールデンウィークが終わったばかりですけど、夏休みにどこか旅へ!
と思っておられる方のご参考までに。。

          解毒効果を上げる旅の条件

  1. あれもこれもと欲張らない。忙しい旅はかえってストレスに。
  2. 自然と触れ合い、五感を刺激されるような体験を組み込む。
  3. 体を動かす。適度な運動は最も効果のある”脳トレ”の一つ。
  4. 新しい出会いをつくる。
  5. 気の合う人と行く。
  6. 目的はリラックスorリフレッシュ?体調、好みに合った旅を。
  7. 携帯電話はオフにする。仕事も持ち込まない。

スペクトルの月15日 KIN138/秩序を型どる 白い銀河の鏡