紅花栄/麦秋至

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の5月26日は、小満の次候の「紅花栄(べにばなさかう)」
紅花と言えば「紅花油」をを思い出すかもしれませんが、口紅や布を染める染料をとることができます。紅花にはいろんな用途があり、若い苗は食用とし、小花からは紅(臙脂)、種子からは油を絞れます。
また、「栄」という漢字は、もとは花びらが円形になる桐の木のことで、花が咲くことをあらわす漢字なのだとそうです。日本語の「咲く」も「栄ゆ」と同源なのだとか。

そして5月31日は、末候の「麦秋至(むぎのときいたる)」
麦が熟して畑一面が黄金色になる時節。
私は麦畑を見たことがないのですが、収穫の実りの季節なのですね。
「秋」は実りの季節という意味で使われているのだそうです。

真夏並みの暑さになったかと思えば、涼しい日もありますね。
6月に入って衣替えですが、まだ夏物にはちょっと・・と思ったりします。
外が暑くなると屋内はクーラーが効いて涼しく、下手すると寒くなるのでなんとなく悩ましいなぁ、と思います。季節を感じながら生活をしたいものです。

水晶の月4日 KIN260/黄色い宇宙の太陽