とめの祭り

勤労感謝の本日、近所は祭りでした。
普段の祝日は、静かな場所が賑やかで不思議な感じ。

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お祭りは、少彦名神社の神農祭。
先週から道修町に柱が建って、お祭りの準備が始まってました。
今の場所に引っ越して2年目なので、ビジネス街がお祭り様式に変わるを見るとなんだか物珍しい。
大阪の一年の祭りは戎祭りで始まり神農祭で終わるので「とめの祭り」と言われてます。
このお祭りの頃から、外套を着るのが上方紳士のならわしで、お祭りが終わったら、年越しの準備を始めるのも、船場の商家の習慣らしい。
今もそうなのかな。
四分の一、船場商人の血が流れている私ですが、分かりません。

少彦名神社は、今年ご鎮座230年らしい。
安永9年(1780)10月、京都・五條天神宮から少彦名命をお迎えし、以前から薬種中買仲間の寄合所に祀っていた神農氏と一緒にお祀りするようになった
少彦名神社のサイトにあります。
なので、鎮座230年って幕が張られてました。
右の写真は、堺筋道修町の交差点で撮ってみました。

お祭りと言っても、実は私、神社にも入ったことないんですよね。
毎日前は通るのだけど。
いつも私が通る時は閉まっているお店が開いてたり、いつものビルの入り口がお祭り仕様になっているのを物珍しげに見ながら歩いてました。
張り子の虎をもらうのに、ものすんごい行列をしてました。
いつもあまり人がいないところに、大勢の人が詰めかけている様子も物珍しい。

ちなみに、御堂筋と道修町の交差点から撮影してみた写真は以下。

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天神祭のお囃子の音が聞こえてきたので、そちらに向かって歩いていくと、龍踊りの奉納をやってました。
寒空の下で龍踊りを見るのも、なんだか不思議な感じ。
やっぱり夏の暑さの中で、汗を流しながら見聞きするのが常だから。
ついつい、最後まで見てしまった。
終わったら、大阪締めで。
やっぱり、こうじゃないとね。
って私、何のお祭りを見てきたのかしら。

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なんてね。
特別に行ったんじゃなくて、近所だから通りすがっただけなんです。