連休明け

三連休が明けた火曜日。
震災から10日が過ぎて、また様相が変わってきた。
連休中に父が連休明けから仕事関係も動くだろう、と言ってたけど、
本当にそんな感じ。

先週は、混乱の最中でどちらも人命大事だし、動きたくても動けないし、という状況だったから、設備に関しても「壊れたから来てくれ」と言われても関東方面には行けなかったけど、週明けからは動けるようになるだろうってことで、「ほぉ~」って思っておりました。
確かに、私のところもお客様から安否確認の連絡とか入ってましたし。
もっと上の私たちが「ソース・クライアント」と呼ぶ人たちは、外資系ということもあってか(あ、そういや、メインでやりとりしてるところは全部外資だったわ。)1週間の自宅勤務で、まったく動きがなかったのです。同じく外資でも、中間管理職的なお客様は自宅で実際にお仕事されて、私たちのところにも仕事が来てましたけどね。

今回の震災で稼働できなくなって浮いた仕事もそこそこあるようで、いつもなら来ないような仕事がまわってきたりもしてます。

どこかで、依頼元が休業している分には良いけれど、依頼元が稼働していて下請けが被災して稼働できない、というのは翌月から仕事が来なくなることを意味する、と目にしたのだけど、どう考えてもこれまで別の会社がやっていた仕事が私のところにまわってきたのを見て、「う~ん」と唸ってしまいました。

ソース・クライアントが動かないから、そちらからの仕事が滞っているので別のところから仕事がまわってくるのはとっても助かるのだけど、元々、承っていた会社の人たちが稼働した時、この仕事は、元やってた人たちのところへ戻っていくのだろうか、と。

大使館含め、特に外資関係は一時的に大阪へ本社機能を移転するところが出てきているらしい。働く外国人の精神衛生やら東京での節電効果とか、いろいろあるんでしょう。
まだ公なところで目にしてないけど、Googleの日本法人本社が大阪移転を決定したという噂も飛び交っておりますし。

それから、大きなイベントの中止も多々。
計画停電のない西日本ではかまわないんじゃないかって思うことも多い。
でも、そういう訳にいかないのかな。
春の恒例横浜出張は、いつも上司と私の二人で行ってたけど、今年は諸事情で私が外されることになり、残念なような、、と思っていたら今回の震災があり、行けなくなったのはむしろラッキーだったのかも?
なんて考えておりましたら、展示会そのものが中止になったみたい。
一年で一番大きな展示会が中止って、えらい損害を起こしてるんやろなぁ、
と思うけど、あの展示会は半端ない電気を使うし、展示されるブツもブツだしそれに何よりも被災して出展どころじゃない企業さんもいるだろうし。。
ソース・クライアントの担当者の方々も、下請け業者に安否確認と稼働状況、今後の稼働予測の問い合わせが来てましたもの。
私たちはたまたま、スタッフ、外部スタッフ含め関西以西の人間が9割以上なので事無きを得ていますけど、関東方面だと、稼働状況に困難が出てきている会社も多かろうと。

でも、動けるところはちゃんと動いて、まわしていけるものはまわさないと。

という訳で、常日頃の節電なんかはこれまで通りやっていますが、消費もこれまで通り、自粛せずにやっていこうと思っております。お金を使って経済をまわしていくのも、支援の一つだと思うし。