チケットの女神

今年のお正月にイトコくんと

「今年はポルノグラフィティのライブに行けたらいこうな。」
と約束していて、実際にツアーの日程が発表になった時、
ポルノグラフィティのライブに連れていってください。チケットは僕がとります。」
とメールをもらったのでした。

かわいいのぉ、と思っていたのですが、どこぞのプレリザーブに外れたらしく、いたくショゲたメールが来たので、私が他にもプレリザーブのアテがあるので申し込んでみるよ、と申し込んでみたけど、外れること外れること。。。

何回もショゲさせてしまったので、もう何がなんでもチケットを手にしてやる!と、普段はヤフオクなんて興味ないけど、背に腹は代えられず、のぞいてみたら結構あるんですね。
でも、ヤフオク未経験者にチケットの入札の敷居は高く、入札歴のない私は警戒されて相手にもしてもらえず。
最終手段は、発売日当日に電話をかけながら、チケぴに並ぶか!
って思っていたところ、友人が落札を手伝うと助け船を出してくれて、なんとかチケットを入手し、イトコくんには
ポルノグラフィティ大阪城ホールのチケットを友だちがとってくれたよ」
とメールをしたのでした。本当は
ポルノグラフィティ大阪城ホールのチケット
プレリザーブいろいろ申し込んだけど全部ダメで、ヤフオクでも相手にしてもらえず困っていたところ、友だちが落札を手伝ってとってくれたよ。」
なんだけど、青い文字の所は知らなくて良いんです。
Emmeryちゃんの友だちがチケットとってくれたんだー
それだけで十分。
10年とか20年とか経って、ライブに行き始めた頃を思い出して
「そういえば、イトコのEmmeryちゃんと一緒にB'zとかポルノグラフィティとか見に行ったなー」
なんて思ってくれたら、それだけで十分。
気持ちは「アゲハ蝶」ですわ。

あなたが望むのなら この身など
いつでも差し出してもいい
降り注ぐ火の粉の盾になろう
ただそこに一握り残った僕の想いを
すくい上げて心の隅において

ポルノグラフィティは、メジャー・デビューした時にこれは結構いけると思って聴き始めて、しばらく聴かなかった時期もあったのだけど、
イトコくんに触発されてまた聴くようになって、楽曲はもちろんのこと、歌詞にとっても惹かれるようになりました。
特にハルイチの詞は、心を揺さぶられるものが多いですね。
上に載せた「アゲハ蝶」もそうなんだけど。

私が心をつかまれたような思いをしながら聴いている曲を20歳年下のイトコくんは、どんな風に聴いてるのだろう。
B'zもそうなんだけどさ。
34歳の私と14歳のイトコくんではリアリティも違うから同じ曲を聴いていても全然違うように聴いてるのだろう。
でも、いいじゃないか。20歳離れていても同じ曲の話題で話せるなんて。
そして、一緒にライブに行けるなんて。
なんとなく「アゲハ蝶」「ジョバイロ」「MUGEN」とか思い入れのある曲をライブで聴いたら泣いちゃうかもって今から思ったりするけど、それはその時のお楽しみってことで。

また20年くらい経って、私にお子さんがいたとして、そのお子さんと同じバンドが好きで、ライブに連れて行ってくれたりなんかしたら素敵。