スイッチ

週末に、息子が初めて人前で一人でエレクトーンを弾く発表会があります。
見学もしたことがないので、母の私にとっても、どんな会なのか今一つわかりません。
そんなんだから、息子はもっともっと分かっていません。
恐らく、一人で人前で弾く、ということに関しても分かっていなかったと思います。

発表会そのものは、私のクロマチックハーモニカのレッスンに毎回一緒に行ってるし、発表会も何度も見てきてるから知っているのですが、実際に自分がやるとなると想像できなかったようです。
なので、「午前中は、おかーさんが武庫之荘でハーモニカの発表会。ぼくもハーモニカ?」という混乱した会話がよくありました。

発表会前のレッスンで、クラスの皆の前で一人ずつ弾いてみるという、リハーサルみたいなことをしました。実際にやってみて、ようやく「発表会」「皆の前で一人で弾く」ということが、どういうものか息子にも理解ができたようです。それまで漠然と練習していたけれど、発表会というものにピントがあったというか、スイッチが入ったというか、顔や目つきが変わりました。

息子が弾く曲そのものは、難易度が周りの子よりも低いので、問題なく弾けます。それを、どういう意識で弾くのか、というのは、実際に体験してみないと分からないものですね。

同じクラスのお友達が弾いている姿を見て、とても刺激になったようでした。

さて、発表会当日はどんななんでしょ。