21 おうちごはん

「お嫁さまへの道」第21話。

正式に結婚すると決まった時、出会ってやっと1ヶ月を迎えようという時期で、まだ5回会っただけ、という状況でした。その頃、相変わらずダンナ氏は仕事が非常に忙しく、メールによると帰宅は遅いし、まともな食事があまりとれていませんでした。睡眠時間が短い上、こんな食事じゃ身体もたんで。。と思った私は、次の週末はおうちごはんにしようと提案してみました。狂喜乱舞してるダンナ氏の返信に「そんな喜ぶことか?」と思った私。

とりあえず、野菜をちゃんと食べてもらって、、と準備してみると、まぁ、自分の家がいかに誰かを呼ぶつもりがない家であるか、ということを痛感しました。2年も一人で生活して、自炊しているにも関わらず、食器は実家から持たされたものを適当に使い回している状態でした。一人暮らしで、一人で食事する分には問題ないけど、誰かを呼んで食事するには食器がほとんどない。バーゲンの時期で良かった、、と思いながら、最低必要なものを買いに走りました。(でも、お椀は相変わらず100均で買った一つしか今も持ってない。。)

誰も家に呼ばない勝手気ままな生活でしたので、部屋の整理やら掃除やら、いろいろ大変でした。いかに自堕落な生活をしてきたかと猛省することしきり。自宅に人を呼ばないと、部屋はキレイにならんもんですね。。

ダンナ氏の食事の好き嫌いをあまり知らなかったので、適当に何品か作ってみて、いざ当日。ダンナ氏は親戚のお見舞いに行ってたので、夕方から合流。

一緒にスーパーに行って食材を買うところからやるのかな?と思ってたそうですが、そんなのは無理です。相当手慣れてないと。。自宅なのに、超緊張してたなぁ。たくさん作ったつもりだったけど二人だとあっという間になくなっていくというか、とりあえずご飯をよく食べる人やなぁ、と感心したのでした。

で、ここまでは良かったんですけどね。。
なんて含みを持たせて終わってみたりなんかして(笑)