無駄に長い3回目の春コン振り返り

無駄に長い春コン振り返り記録。
基本、私の一人言なので、以下、「続きを読む」設定にしておきます。
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緊張はしてないつもりだったけど、やっぱりどこかが緊張してたみたい。
前夜は仕事をそこそこ早めに切り上げて帰ったけど、あれこれしてたら2時過ぎになってしまい、寝なくちゃ。。と寝たのだけど、何度も目が覚めてしまった。朝もなんとなく落ち着かず、部屋の掃除とかして、時間に余裕ない出発になってしまいました。で、駅まで猛ダッシュ。

みつなかホールは、演奏会を観に行ったことあるけど、ステージは初めて。
この前は連れてきてもらったので、その時の記憶で。。と思ったら、いきなり駅の出口を間違えて、大回り。なんとかギリギリで飛び込んで、
「楽屋っ、楽屋どこっ?」
ってキョロキョロしてたら、現役部長に遭遇したので教えてもらいました。
3階なのに、エレベーターは、搬入用しかなかったから、階段駆け上がり。
集合はしたものの、リハーサル開始まで1時間ほど余裕があるため、着替えてお昼ご飯。実は、朝ご飯を食べてなかったのでした。

今回のOBバンドは参加者が少ないため、楽屋もゆったり。
あれ、今回はこれだけの人数?みたいな。
これまで当日は、ピリピリした雰囲気もあったけど、今回は毎度の練習で参加者が少ないとか、曲の仕上がりが、などと悲壮感が漂いがちだったせいか、無事に本番当日を迎えられただけで上等、みたいなどことなくのんびりした雰囲気でした。

それにしても、今回は衣装を事前に手を通さなかったのは大失敗でございました。かなり太ったので、パツパツなの。。
あわわわ。。他にも、衣装に関しては「しまった」があったけど誰もそこまで見てない見てない。。と。それに、ステージの上ではライトがあたるから平気、と、気にしないことにしたけど、ちょっぴりブルーでした。
次からは気をつけないと。

リハーサルが始まったら、モーレツに緊張してきて胃が痛くなる私。
でも、舞台裏でしゃべりまくって、出番の頃には口内がカラカラ。。
リハーサルは、一番緊張します。実際の舞台でチェックできるのは一度だけだし、やってみたら全然違う、とかあるし。
3部ジョイントは演奏だけなので、まだ緊張もかわいいもの。
出番まで舞台裏でスタンバっていたのですが、1曲ごとに、いろんな人が舞台裏の通路を走ること走ること。演奏時は上手側で、指揮者として登場するのは下手だから、本番では私も舞台裏を走る人。ヒールでカツカツ音を出さないで走る方法を試したりしてました。

2部のリハーサル中は、楽屋で恒例の「最後のあがき」
楽器がある人は楽器を持って、ない人はエアーで。
このあり合わせ感が、実は結構面白かったりします。
私は直前で「You are everything」のコードを一部変更したので、ここで最終チェック。ベースと組み合わせたら、変更後の方が断然しっくりしたので一安心する。それにしても、どうしてギリギリまでコードが変だったことに気づかなかったんだろう。
ギターが入らない練習って、ほとんどなかったハズなのに。

「最後のあがき」の後は、いよいよOBステージのリハーサル。
最高に緊張する瞬間です。全体のバランスを客席から聴くとやっぱり練習場とは全然違う。ここで全体調整をしておいたら、基本、私の曲はいつもPAに関しては心配しないのですが、今回はハーモニカを活かす構成のため、ちょっと事情が違いました。
リハーサルでは、演奏もするけれど、照明やPAなど、いろんなことをチェックしつつなので、全神経を総動員することになり、テンションが張り詰めた状態になります。自分が指揮をする曲は最後で、しかも、その前の曲が壮大な「Knight's Song」、演奏が終わった時点で「はぁ~」ってなる曲だったので、切り替えがやっぱり大変でした。
曲間のMCは長くないので、舞台裏をダッシュしたけど、MC終了までに下手に間に合わず。MCもっとひっぱって~ でした。
ステージに出ても舞台は暗いままで、バックのメンバーのセッティングができているのかどうか確認できず、困ったな。。と思いながら、とりあえず指揮台に上がって始めたら、なんとか始まったので、良かった。。
演奏が始まったら、客席におりて音のチェック。
思いっきり私の顔が曇った瞬間でした。
やっぱり、エレキの音が大きくてフロントを食ってしまう。
「申し訳ないけど、ギターもベースも思いっきり下げてもらえるかな?」
とお願いしてたらソロが始まり、今度はソロマイクの音量が低すぎて聞こえなかったので、こちらはボリュームを上げてもらい、こんなものかな?
と指揮台に戻り、最後まで。ちょっとテンポが遅かったような??
でも、もう頭がいっぱいいっぱいで判断がつかなくなってました。
実際かなり遅かったようです。パーカッションの先輩にテンポを出してもらって、
♪You are everything, everything is you
と歌って、あるべきテンポを身体に覚えさせる!
リハでは、曲開始時の照明が暗転のままで怖かったので、少し明るくしてもらえるようにお願いしました。それと、ギターとベースのセッティングが終わったら合図してもらうことにしました。これで万全、のはず。

リハが終わった時点で、緊張で身体のあちこちが痛んでたのですが、腹ごしらえはしっかりと。開演まで時間があったので、のんびりしてたら早く到着した同期が楽屋に来てくれまして、同期が集まってあれこれ話してると、気持ちが和みますね。
開演前の気合い入れをして、今年は「同志社チアーズ」はやりませんでした。
予想通り、むーさんの断固拒否にあいましたし、私も3回目ともなると、もう「チアーズ」にこだわる必要もないなと思って。
でも、ステージで席についたら、左手の上に右手を重ねて、心の中で一人「同志社チアーズ」をした私です。ステージ・モードに変身するおまじないみたいなものです。

1ベルが鳴って、本ベルが鳴って、本番が始まったら、楽しかったなぁ。
これで最後かと思うと名残惜しく、そして、フルメンバーで演奏できるこの機会が本当にありがたく、嬉しく、あぁ、なんて幸せなんだろう、と、涙が出そうになりながら、うるうるしながら演奏していました。

1曲目の「じょいふる」は、スタートに相応しい曲でしたね。
アルトホルンは、ほとんどが刻みなので、腹筋がキツイ曲でもありました。
2曲目の「Black Magic Woman ~ Gypsy Queen」も、本番ではギターのソロもばっちり決まって、格好良かったです。アルトホルン的には、穴の移動が大きいフレーズの連続で、ミスが発生しがちなので、かなり気を遣いました。
3曲目、関西若手バンドによる「冒険者たち」の時は、裏にはけて、モニターで見てました。小編成は小編成の面白さがありますね。
4曲目「Knight's Song」グランツーリスモのテーマだからか、吹いてて気持ちが高揚するんですね。後で、ドラム・スティックが途中で飛んだとかいう話を聞いたのですが、流麗に過ぎた感があります。私個人としましては最初のサビの入り方がどうしても乗れない、というのがあったのですが。ソロ廻しもバッチリ決まって、素敵でした。

で、最後、私の「You are everything」ですね。
いずこを向いても問題ない、多分、問題があったなら、私の指揮だけであろう、と思います。テンポも大丈夫だったようで安心しました。
アンケートでの評判を聞いてる限り、バックのボリューム調整も良かったようですし。
ハーモニカのアンサンブルもですが、A代さんのしっとりとしたソロがあっての曲でした。
今回のソロを引き受けていただいて、本当に良かった。
あとは、ベースが入って、曲に躍動感と共に艶っぽさが生まれて、あぁ、今回来てもらえて良かった。。と思いました。曲が終わって、緞帳が下がりきった瞬間、達成感があって、とても気持ちよかったです。

2部は、いつもなら客席で見るのですが、今回は楽屋で動けないでおりました。そういや、女性は全員、楽屋にいたような。。
3部はジョイントまで舞台裏で待機。
ラプソディー・イン・ブルー」は、私も演奏する側として参加してみたかったなーって思いました。
ジョイントは、これでコンサートも終わると思うと、ちょっと切ないような、でも、現役達と演奏できて嬉しい時間でした。
アンコールの「Saturday Night」は、とても名残惜しかった。
ステージが終わって、皆が本当に良い顔で笑っていたのが素敵でした。
コンサートが大成功で終わった瞬間でもありました。

観客のお見送りでは、懐かしい顔を何人も見ました。
DUHSの大御所OBたちが勢揃いで出てこられた時は、弛緩した顔が引き締まる思いになりました。何も連絡してなかったのに、やっぱり話は通じていたのだな、と。皆さん、お年を召されておりましたけど、お元気そうで何よりでした。6月に泊まりがけのOB会をされるそうです。
和谷さんも来られる予定とか。皆の前で演奏してもらって、どれくらい上手なのか聴かせてもらわないと、なんて、大御所たちの手にかかると、和谷さんもただの後輩の一人ですね。

打ち上げはとっても盛り上がりました。
まさに美酒に酔うって感じでしょうか。
二次会、おさらいカラオケの三次会と参加して、深夜3時過ぎに解散となり、長い長い一日。心地よい疲労感に包まれての帰宅となりました。

終わってからの所感(て、まだあるんか)は、さすがに別エントリにしようと思います。