33 実家にて

思い出したように「お嫁さまへの道」を再開します。前に書いたのが4月後半か。。書いてない間に結婚して、現在は「お嫁さま」から「奥様」になってしまいましたが。

2月の婚前旅行までアップしたんですね。というわけで、その後のお話を。第33話ですね。その時々でポメラでメモしてたから、それを編集しつつ。。

2月2週目の週末を旅行でつぶしてしまったため、2月末の結納までバタバタしてしまいました。平日は仕事でぜんっぜん動けないですから。

1月末の両家顔会わせの時に、仲人さんが結納の会場を予約してくれたけれど、両家だけで行いたい、という希望により、新たに会場を予約する必要が生じました。お見合いだったから、そのあたりがちょっと面倒だったかな。仲人さんが予約してくださったので、仲人さんにまずお断りしてから、お店にキャンセルの連絡を入れ、来ていただかないけれど、新しいお店の場所をお知らせして、結婚式の日取りや場所もお伝えして。。なんだかんだ言っても、ちゃんと仲人さんには報告していかなければいけないんだと肝に命じました。

「結納みたいな」ものをするつもりだったのが、ダンナ氏のお父さんが
「たいしたことできないけど、松竹梅を用意して。。」
って言ってるとのこと。だったら、ちゃんとした結納じゃないの!ということで、私たちの方も大騒ぎ。
妹の時は、両家の顔合わせと結納みたいなものを一緒にやりました。結納じゃなくて、婚約指輪と腕時計の物々交換でしたので、結納ってどうするのん?みたいな。両親も、自分たちの時がどうだったかなんて、自宅まで祖父(父の父)が届けにきたのは覚えているけど、それ以外はすっかり忘れてしまったと。

婚約指輪もいろいろ見に行ってる余裕がなく、ちらっと見に行って、実家に出入りしている宝石屋さんに見繕ってもらえるよう、欲しいイメージを母に伝えてお願いしました。私はブランドなんてとうでも良くて、モノが確かである方が大切でしたので。

宝石屋さんが実家へさっそく持ってきてくれたそうで、母の目にかなったものを二つ、取りおいてくれました。それを実家まで見に行きました。

実物を見た父が「予算は大丈夫なのか。あれは5万、10万のものじゃないよ。」と心配しておりました。0.5 カラットのHeart & Arrow のダイヤモンドがメインの指輪です。定価はダンナ氏の月収の半年分くらいでしたか。私が選ばなかった方は、妹の出産祝いとして、取りおいた指輪は2つとも買うってことで、かなりお値引きしてもらって、月収の2ヶ月半くらい。

タイミング良く、宝石屋さんが大阪に来てる時だったので、私の指輪のサイズを確かめて、結納の日までにサイズ直しと、内側に結納日とダンナ氏と私のイニシャルを刻んでくれることになりました。

実家に帰る電車の中でブライダルサロンで渡されたブックレットを読んでいたら、結納のところで「!!!!ちゃんと書いてあるやん!!!」
新郎側、新婦側それぞれの父に口上があって、渡すほう、受け取るほうもちゃんと準備するものがあるやん。
父に「これ読んでおいて」と渡しておきました。

両親の結婚式の時のアルバムを見て、「これが結納飾り、これは道具見せ。」と話を聞いてると、子どもの頃に何度も見た写真も意味合いが違って見えました。
母のアルバムなので、母方の親戚たちの写真ばかりでしたが、皆が若いこと。

母は子どもの頃から洋服を作ってもらっていたデザイナーさんにウェディングドレスも作ってもらっていて、神前でしたがドレスで三三九度をしています。披露宴の時にはお色直しで振り袖を着てます。

すっかり色褪せた写真ですが、両親にもこういう時期があってんなぁ、と、改めてしみじみしたのであります。