7月24日通りのクリスマス

7月24日通りのクリスマス」をTOHOシネマズなんばで見てきました。
ロマンティック・コメディを期待して見に行きました。
中谷美紀が好きだしね。

映画「電車男」を制作したチームがこの映画も作ったんだとか。
中谷美紀が冴えない女の子をコミカルに演じてるのだけど、
どう頑張っても滲み出るキレイってありましたね。
これは「嫌われ末子の一生」を見たときも感じました。

そして、大沢たかおの王子様っぷりも良かったです。
でも、王子様じゃなくって人間なんだよっていうところも。

「クリスマスには、告白しよう」
というキャッチフレーズで、クリスマスを1ヶ月後に控えたある日の出来事から始まるのだけど、そういやちょうどクリスマスまで1ヶ月という日に見に行ってしまいましたよ。

女友達と一緒に見に来ている女の子が圧倒的に多くて、劇場内の女子率がとってもとっても高かったです。
泣くつもりなんて全然なかったけど、途中でボロボロ涙を流しまくりで、
あれ?この映画って、そういう映画?
なんて思っておりました。
そしたら、両隣ともに涙をぬぐってるし、後ろからは鼻をすする音まで聞こえてくるし、結構泣ける映画みたい。

あんまり書くとネタばれするので内容は書きませんが、どうしても主人公のサユリと弟の彼女のメグミに我が身を重ねてしまうシーンが多うございまして(><)

相手がモテまくってる王子様みたいな人じゃなくっても人を好きになると
大好きだから踏み出せない
大好きだから臆病になる
  「ミュージック・アワーポルノグラフィティ

になってしまいますものね。

主人公のサユリの妄想で長崎がリスボンになってしまうところとか、違和感なく見ることできました。彼女にしか見えないポルトガル人の父子?の天使がお茶目でしたね。

憧れの先輩と再会してデートに誘われて、MOTE(モテ)女を目指して熱心に研究をして変わるシーンは面白かったけど、ちょっと身につまされました。
私も普段はさえない格好ばっかりして怒られてばっかだからなぁ。。。。。
で、デートするとなって浮き足だってる主人公の姿は自分とも重なり。。orz

お父さんのガールフレンド役のYOUちゃんがとってもイイ味出してました。
彼女のセリフがとにかく愉快。でもツボをついてるし。
クライマックスの
「クリスマス・イブは大好きな人と一緒にいるための日だよ。」
のシーンは泣けました。

クリスマスに向かうこのシーズンに見るのがピッタリの映画です。
中谷美紀ファンでなければ、女友達同士で見るのがよいかも。
男の人にはあんまりウケないというか、分かんないかも。