8回目のxxx

1ヶ月以上たってほとぼりもさめた頃ですので、気持ちの整理含めてゴールデンウィークにやったお見合いの話を書こうかと思います。
そもそも、このblogを始めたのは何度も書いた通り、お見合いの顛末を書くのがキッカケでしたから。
ゴールデンウィーク中は2件お見合いをやったのだけど、今回ご紹介するのはケリのついた方です。(ってことは、9回目はまだケリついてないってことね。。)

8回目のお見合いは、件の強力なお見合いおばさんの紹介ではありませんでした。
だから1回会ったら問題なく断れるという安心感がありました。
とはいえ、毎度のことながら会場に向かうまでの道すがらはとってもブルー。
「ドナドナ」が聞こえてしまう。(当然、SUPER BAD版じゃないですよ)

お見合いもいろいろありまして、今回は紹介者の紹介者の紹介者の・・な、先方さんまで数珠つなぎお見合い。私サイドは、大叔母と大叔母の友達である仲介者と母がおりました。端から見たら何が何だか分からない状況です。
大叔母より、もっとマトモな見合い写真を出せ、というリクエストにより写真を撮らされまして、カメラは母ですので毎度のことながら仏頂面。。
大叔母が言うには「30歳過ぎて独り者なのはもったいない」んだそうで。
そうですか、30代独身は「もったいない」のか。。何がやねん。。
と、思いながらもお嬢様ぶりっこは得意なので、クールに微笑んで
「こんにちはぁ。よろしくお願いしますぅ〜」
ってご挨拶。
そんな私のお嬢様ぶりっこに大叔母は目を細めながら
「早く良い人が見つかるといいわねぇ」
と、一言。
大叔母の友達である仲介者も「いいお嬢さんじゃないのぉ^^」と満足げ。

その日はゴールデンウィーク初日のせいか、結婚式が非常に多くて、会場のホテルでは次から次へと新郎新婦が出てきます。それを見ながら母が言うセリフは悪気ないんでしょうけど、私にはチクチク突き刺さります。。

今回は仲介者が何人もいたことでトラブルが発生してしまいました。
そのトラブルを書くと人物が特定される恐れがあるのでサクッと割愛。
とりあえず、異例中の異例な事態が発生したのでした。
母がいつも
「この子は口が重くて。。」
と言うのですが、家では私、あんまり話さないんですね。「メシ、フロ、ネル」レベルに近いかも。(語数が、ってことですよ、念のため。。)っつーか、母がしゃべりすぎ。私がしゃべるスキがないっつーねん。

で、今回のおみぃ君は40歳。私としては、その時点でNGです。
しかしながら相手が私と会いたいと言ってきていること、「年齢のことを問題にしてはいけない」と強く母に言われた為、不承不承ながら会うことにしました。学生時代から楽器をやっていてオーケストラにも在籍していた人なので、これまでのおみぃ君と違って話は合うだろうな、と思っていました。大阪が中心の会社で営業をやってる人なので、なんていうんやろ、「The 大阪の営業さん」って感じの人でした。会社で私の元にくる営業さんとソックリで、一緒にいてると向こうは背広だし会社にいてる気。。。

毎度のことながら「後は若いお二人だけで・・」の言葉に見送られた後、先方さんはお車でお越しになってるのを知った私はクラクラクラ〜っとしてしまいました。車って、逃げ場ないからね。
でも、会場が会場だったので致し方なし。
とりあえず、音楽の話をしておれば話はあったんですね。
営業さんだから話の持っていきかたが上手で話しやすくて、
「あまり話さないって言ってたから心配したけど、結構しゃべってくれるんですね。」
なんて言われちゃったりして。
でも、いかんせん、私の元にやってくる営業さんと一緒にいる気分でした。
つまり、お仕事モードなんですね。プライベート気分になれないと。

お天気が良くなかったので屋根のあるところへ、ということで民博に行きました。
私は民博が結構好きなので、ポイントは高かったです。
ゆっくり展示物を鑑賞してみたかったので、ご機嫌で眺め、展示物によっては私のウンチクが飛び出す、という状況でした。そんな中、先方から何気なく
「インドは不衛生っぽいから行きたくない」発言が。
いつもなら「そうですか〜」で終わるのだけど、この日は偶然にも
「これからインドに向かって出発します」
というメールを朝、友人からもらっていた為、ちょっと引っかかって
「私の男友達が今日からインド行ってるんですよね」
なんて言ってしまったりなんかして。
そんな感じで展示物を眺めていたら先方さんの携帯に着信アリ
お母様から
「どこにいるの?待ってるからそろそろ戻ってきなさい。」
といった内容の電話だったらしい。
今回のお見合いおばさんは初めてだったので、時間で切って連れ戻す方法を取っておられるのか? ということは、戻った先で何らかの返事をしないといけないのか?と、不安でグルグル・・
連れ戻されるお見合いなんて、前代未聞です。
で、戻ってみたら先方のお母様が一人で待っておられ、他の人は?と訊くと
「先に帰ってしまった。」
と、憮然とした様子でおられた。
どうやら先方さんは、ちゃんとしたお見合いは初めてだったらしい。
そして、お母様もお見合いとはどういうものかご存じなかった様子。
私はそこでサクッと一つ二つ嘘をついて逃げました

とにかく、どーっと疲れて、このまま帰っても気分悪いだけ、と、途中でいつものタイ古式マッサージのお店に寄って
「1時間お願いします。。」
で、息を吹き返して帰ってきたのでした。

家に帰ったら当然、母に「今日はどうやった?」と尋ねられる訳で
「年齢が・・」
と言ったら
「それは理由になりません。」
とピシャリ。
お母様とちょっとしたことがあった話をして、
「お見合いであのお母様ではちょっと・・」
と言うと、
「それならOKです。」
と、断ってもらえることに。

はあぁ〜。。
これだからお見合いは疲れる。。