『櫻井哲夫&本田雅人』 ~BIRTHDAY LIVE~ @Mister Kelly's

11月13日は、本田雅人さんと櫻井哲夫さんの誕生日。というわけで、この時期はお二人のバースデーライブが行われます。大阪では8日、9日の2 days。さすがの私も2日とも、という訳にはいかず、8日のみ行ってきました。

今回こそ、出産前のライブ納め、と。

本田さんと櫻井さん以外は、20代のミュージシャンばかり。本田さんは50歳、櫻井さんは55歳になられます。毒舌な本田さんは「僕は四捨五入してもアラフィフだけど、櫻井さんは60になるからアラカンだ」と。11月13日は、キムタクの誕生日でもあるんだそうで、キムタクは今年40歳だから、本田さんとは10歳違い。って、キムタクと同じ学年だったのか、私。おなかの子が逆子のままだったら、11月13日か16日に帝王切開で出産予定だったので、おなかの子は、本田さんや櫻井さんと一緒の誕生日になる可能性があった訳です。帝王切開じゃなくなったから、13日には生まれないだろうけど、それでも不思議な感じ。

最初のステージは、Pick Up the Pieces でスタート。かの有名なフレーズが炸裂、と。

私は会場に到着するまで、今回は本田雅人バンドだと思いこんでいたので、本田さんの曲だけじゃないと分かり、「あらら~」なんて。(予習?が本田さんだけだったもので)

2曲目は、秋だけど「HA-RU-U-LA-LA」
本田さんの曲です。本田さんの曲は、うららかで気持ちよくなってしまいました。

3曲目は、「Bright Moments」
櫻井さんの曲です。以前のライブで、DIMENTIONの勝田さんが演奏していたのを聴いたことがありますが、アルバムでは、本田さんが演奏していますので、本家の演奏だ!と。この曲は、とにかく早くて演奏が大変だろうなぁって思います。本田さんが、息継ぎする場所がなくて大変な曲だと言ってました。櫻井さんが、「本田さんの曲でも息継ぎが大変そうな曲があるじゃない?」と突っ込んだら、自分が作る曲は、息継ぎも考慮して作っていると。そこでしばらく、息継ぎの話。なかなか面白かったです。

4曲目は、本田さんの「Last Clear Stream」故郷の四万十川の曲だそうです。今期のドラマで、四万十川が舞台のドラマがあると、話を始めたのは良いのですが、ドラマの名前も演じている人たちの名前も分からないというアバウトさで、でも、客席の人たちの助けなども借りて、それが「遅すぎるひまわり」と分かりました。方言なども、かなりキチンと取り組まれているそうですよ。

最初のステージ最後の曲は、櫻井さんの曲だと思います。なんて曲だったかなぁ。ちょいハード目な曲でした。

休憩後の2ndは、本田さんと櫻井さんの二人のみでスタート。ベースとサックスのコンビって、初めて見るかもしれない。

1曲目は、ビートルズの「Here There and Everywhere」リハーサルでも、止まり止まりでしかできないまま、時間切れで本番に突入した、ということでしたが、本番では止まることなく、見事に最後まで演奏されました。

2曲目は、「The Chicken」
ジャコ・パストリアスで有名だけど、本当はジャコの曲じゃないんだよ、という話をされてました。ソウル・イントロだけ、ジャコなんですよね。で、ちゃんとソウル・イントロから演奏してました。ベースとサックスだけでChickenってなぁ。眼福じゃなくて、耳福でした。本田さんは、一人で掛け合いっぽく演奏されていて、アドリブをしつつ、ちゃんとポイントはテーマに戻り、春コンで自らChickenをやったところでしたから、なんというか、聴いていて耳からウロコじゃないけど、すごく勉強になりました。いや~、耳福、耳福。。

若者にも登場していただいて、、と、再びバンドでの演奏へ。
3曲目は、本田さんの「STRATOS」

4曲目は、櫻井さんの「Alisa」
あれ、この曲はサックスじゃなくて、櫻井さんが♪ラララ~って歌ってる曲よね、と思ってたら、その♪ラララ~を本田さんがサックスで演奏してました。

おなかの子の名前を男の子、女の子と一つずつ決めてあるのですが、ダンナ氏は女の子の名付けには興味がないというか、思いつかないということで、私が提案したのです。その名前は前回のMister Kelly's での櫻井さんのライブ中に漢字ごと思いついたのです。ダンナ氏から「意味は?」と尋ねられたのですが、「響きのみ」と返事しています。実際には、櫻井さんの曲から得てますので、女の子が産まれた暁には、あなたの名前は櫻井さんの曲が由来なのよ、と言うつもりです。思いついた漢字は、姓名判断してみたら、結構良い結果がでたのですよね。

本編最後の曲は、本田さんの「Step Up Action」
最後だから、華やかです。

いったんステージから出ていくことなく、アンコール開始。「いや~、今回のステージは広いからね(笑)」って。
アンコールは、櫻井さんの「Red Zone」
激しい曲で終了、ですね。千回くらいやってる曲あるでしょ、なんて話をしていたので、Domino Lineが来るのか?と思ったのですけどね。カシオペア時代からのファンには、たまらなかったようです。本田さんは、F1の曲は二千回くらいやってるかも、なんて言ってましたねぇ。

本田さんと櫻井さんの会話も楽しく、本田さんの毒舌っぷりには笑わされ、でも、演奏は大変素晴らしく、耳福な時間でした。