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Classical ROLLY 2009@青山円形劇場

3月20日に青山円形劇場にて「Classical ROLLY 2009」を鑑賞。
その時のレポでございます。

ROLLYを追いかけて20年、参戦してきた数々のライブの中で多分、一番良い環境で見ることができた気がします。

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青山円形劇場は、ハコそのものが大きくなく、円形劇場の名前の通り、ステージが中央にあって周りにぐるりと座席がある円形の劇場です。
座席が一番後ろであっても、距離を感じさせないし、中央のステージをROLLYはあちこち動きながら歌うからどこの席でも外れっていうことがない。
なので、今回はチケットが届いても座席の場所の確認を一切しなかったのでした。
会場に入って、今回の私の座席はどこかしら?と座席図を見て初めて最前列であることを知ったのでした。しかも、ROLLYをはじめとするメンバーが出入りする通路脇の最前列!
前回は、通路脇の最後列だったんですよね。
最前列は、すかんち時代に御堂会館で一度体験したことあるけれど、ステージとの距離が違うもんねぇ。
ライブハウスだったら、今回の最前列よりももっと近いけど、それはそれ、これはこれ、かな。

これまでの「ROLLY Glory Rolly」はJazzだったのですが、
今回は「Classical ROLLY」の名の通り、クラシック。
嘉門さんのクラシック替え歌メドレーとどない違うんかいなぁ?
と思いながら開演を待ちました。

会場が真っ暗になり、ステージの中央にスポットライトが当たるとそこにはROLLYがベートーベン第9第一楽章に合わせて指揮棒を振っておりました。
いつの間にステージ中央に降臨したんだろう。
せり上がりなんてあったかしら。。

ROLLYの衣装は、ポスターと同じ。
フリルのついたブラウスに黒いスーツ。靴はごくごくシンプルな黒い革の紐靴(で、良いのかな。)耳にはキラリとイヤリングが光っておりました。

2曲目は、英雄ポロネーズ
いつかピアノで弾けるようになりたいと思っていた大好きな曲です。
これをROLLYが歌詞をつけて歌います。ま、この辺りは、嘉門さんのクラシック替え歌メドレーと趣旨は変わらない。
でも、ROLLYがスゴイのは、1曲1曲、その曲の世界を作ってしまうんですよね。
芸達者やなぁ、とか、奥行きが深いなぁ、とか思いつつ見てました。
続けて「カルメン」。この辺りは聴けば知ってるってやつですね。

ここで「Ladies and Gentlemen」から始まる毎度おなじみのMC。
「数あるクラシックの名曲から吟味に吟味を重ね、本日ご来場の皆様の為だけに歌い上げる素晴らしいコンサートになるものと自負するものでございます」
って言ってたかな。この辺りも、毎度おなじみのMCですね。

次は「タイスの瞑想曲」これも好きな曲です。
作曲はマスネということで、
「音楽室にはベートーベン、バッハ、ショパン滝廉太郎肖像画があったけどマスネはなかったからどんな人か知りませんが」
なんて言ってましたな。
それを麻丘めぐみの「芽生え」の歌詞で歌っていたらしい。

ヨハンシュトラウスは一世と二世と二人いて。。という話をしてから「アンネンポルカ
プログラムには、「軽やかなワルツにのせて語られる恋の悩みの真相とは?」
とあるのですが、その悩みとは痔核(いぼ痔) なんですね~
痔核があるから恋をする資格がないという歌(笑)
最後には怪しげなところで治療してもらって恋をする資格を得るのです(爆)
そういう愉快な歌でした。

私の目の前にある揺り椅子に座って、本(革の手帳?)を開いて豪華客船マジェスティック号のお話。
(ちなみに、揺り椅子の隣には腹ばいになって座っている犬の置物があってROLLYが「この犬は賢くて。。」と言ってたり、クリス・シルヴァースタインさんが犬に向かって「ハウス!」なんて言ってたり、なかなかおいしい役割のお犬さんでした。)
プールや映画館、青山円形劇場の別館もあるマジェスティック号には秘宝館(笑)もあるという。。そのマジェスティック号は、船底で奴隷が働き続けて船を動かしているという怪奇的なお話をして「グノシェンヌ」

「ラプソディーインブルー」この曲も好きだなぁ。
前の「グノシェンヌ」のイメージが強すぎて、どんな歌をつけてたか忘れちゃった。

一部最後は「交響曲第5 運命」
ROLLYがギターを持って、とってもロックな「運命」
とってもカッコ良かった!

第二部は、ROLLYがアコギを持って一人で登場。
衣装も少し違ってましてベージュ系の色味のリボン・ブラウスをお召しになってました。

卍の「甘い誘惑」を弾き語り。
でも、途中で
「ギターのチューニングがおかしい。楽屋からチューナーを持ってきてくださらないかしら」
とスタッフにお願いして、歌を中断。
「チューニングは大切よ~」
って言いながらギターのチューニングを確かめて
「(ギターのチューニングが)合ってるやん!」
って思わず叫んだROLLYがなんかお茶目でした。チューニングを確かめたら、最初からやり直すのかと思いきや、先ほど中断したところから何事もなかったかのように再開。
そんな辺りがROLLYらしい。

次は、バイオリンの中西俊博さんが出てきてバイオリンとギターで「変身」
中西さんは、かなり激しく弾いておられたせいか、ROLLYいわくの弓の馬のしっぽが曲が終わるまでに数本切れてしまいました。
今回、リハーサルでかなり激しく弾いたから弓を2本ほどダメにして、今日はいつものよりも良いものを持ってきたとおっしゃってまして、ROLLYが「(その弓)おいくら?」と大阪人なノリで尋ねてました。でも、中西さんはうまーくはぐらかして「おいくら?」の回答は最後まで出さなかったですね。

その次は誰が出てきたのだったかな。
確か、ピアノの林さんだったような気がする。
林さんには、いつもシャツの襟を立てて着て。。みたいなツッコミをしてました。
そして「小さな楽器店」

次がベースのクリス・シルヴァースタインさんだったと思う。
いつもカーネル・サンダースのネタふられるんですよね。今回は
「24年振りに道頓堀から発見された!」
とやられてました。
曲は、すかんちの「Mr.タンブリンマン」
この曲は、お兄さんと妹の話で、どこかに消えてしまった妹をお兄さんが探すという、家出娘の歌。今回初めて気づいたなぁ。何年ファンやってんだろう、私。
♪ 教えてタンブリンマン 妹の居場所を
って、確かにそのまんまだな。
大学に入ってハモソを始めてから、音楽を聴いても歌詞が耳に残らなくなってしまってねぇ。高校時代に聴いてた曲は、歌詞もしっかり覚えてるのだけど。

そして「あ、楠さんを忘れてた」と、最後に楠さんをステージに呼んで今回のメンバーが全員集合、と。
楠さんの小道具にもROLLYのツッコミが入ってました。
中西さんの倉庫で眠っていたグランカスタ(大太鼓ですね)をネタにグランカスタって、すっごくおいしそうなお菓子みたい、なんてROLLYがしばし語っておりました。
「グノシェンヌ」で使ってたボールみたいな何かは、ROLLYが質問しても「教えない」って言われてた。私も知りたかったので残念。
あれはいったい、何だったんだろう。。。

「La Papion Noiel」は、すかんちで言うところの「仮面の接吻」みたいなちょっと猟奇的でダークサイドな曲。こういう曲も結構好きやな。

そして、すかんちの「恋の1,000,000$マン」をクラシカル・テイストで。
「僕が死んで35年たったらこの曲はクラシックになるかな?」
なんてROLLYが言ってました。う~ん、それはどうやろう。

今日、いろんなクラシックを冒涜?した懺悔として「アヴェ・マリア
歌詞の途中で、ぷぷーっとウケてしまいました。

「禿げ山の一夜」これも歌詞が愉快でした。
とあるマンションに暮らしていた夫婦の隣にギタリストが引っ越してきて夜な夜なうるさくて夫婦生活がままならなくなって、ある晩、意を決して音量を下げてくれと頼みに行ったらお隣さんに
「なんのために?」
と何度も言われた挙げ句、
「いやです」と断られてしまうという。。
「寺西さんの職業も知ってますけど」
なんて自分の住んでるマンションのお隣さんの気持ちになって書いてみたらしい。
そんなにうるさく暮らしてはるんですかねぇ?

最後は「第九」
♪ 清く美しく おかしくお人好し それがROLLYの喜びの歌
って歌ってるのが今も耳に残ってます。

これで本編はおしまい。

アンコールは何だったかなぁ。
ROLLYが楽屋からステージに戻ってきた時、ROLLYが通った後、前と同じくふわりとROLLYのつけてる香水の残り香が漂って、良い香り!って思ってたらすっかり忘れてしまった。。
最後は投げキッスをして帰って行きましたねぇ。
とっても満足しましたですよ。

そういや、会場に着いた時、高泉淳子さんとエレベーターがすれ違って、ライブが終わったら高泉淳子が立ち話されてるのを見ました。完全なる余談でした。

次は、夏の卍かなぁ。