櫻井哲夫@Mister Kellys

9月26日、Mister Kelly'sにて櫻井さんのソロコンサート。「Talking Bass」というアルバムが発売されたので、その発売記念ライブです。Mister Kelly'sには初めて行きました。体調が思わしくなかったから、タクシーで近くまで行っちゃった。

ソロなので、櫻井さん以外はカラオケです。新しいアルバム発売記念だから、当然、それ中心と思っていたけど、1stは、全く違いました。

1曲目からハードに「Critical Planet」
そのまま「The Invisible Way」と続きます。
櫻井さんのバキバキのスラップを堪能します。
おなかの子が少々驚いたようで、暴れてました(^^; この前のMarcusの時も暴れてましたが(^^;;

MCで、今回はアルバム発売記念だけど、前半はこれまでの作品中心とのこと。本当なら、ニューアルバム発売記念ツアーという名前になるはずだけど、今回のアルバムでSailing Aloneという曲が、以前のものとはかなり変わったので、レコード会社の人が「Sailing Alone Tour」という名前に決めてしまったそうです。そして、今日がツアー初日、と。

「Regenerate」を演奏した後、ベースを4弦に持ち代えます。お、ジャズベ、と思う私。
舘ひろしさんのアルバムに参加し、昨日はSONGSの収録だったとか。ドラムが神保彰さんなんですって。JIMSAKUですねぇ。なつかし。ひとしきりお話になった後、9月21日は、ジャコ・パストリアスの命日だったこと、東京でトリビュート・ライブがあったけど、大阪までメンバーを連れてくることができないから、一人でやっていいですか?と、3曲ほど続けて、ジャコ・パストリアス
Dona Lee に始まって何曲か続けて弾いて、「KURU」、「Teen Town」だったかな。

これで1stはおしまい。とばしまくりだなぁ。

2nd まで、猛烈な眠気に襲われる私。時期的に仕方ないのですが、とっても疲れやすいのです。。

2ndでは、ステージに出てきたかと思ったら、何かを忘れてこられたようで、一度退場されて、再度ステージへ。

やっと新しいアルバムから「Sailing Alone」今回のツアータイトルにもなっている曲です。1stと違って、しっとりとメロディアスなベースでスタートです。

2曲目は、ギターに持ち代えます。櫻井さんがギターを弾いてる姿を見るのは初めてかも。作曲の時は、ギターを使っておられるそうですが。アルバムに入ってない曲だけど、と「Refresh」、続けて「I Can't Help It」こちらは、アルバムに収録されてます。ギターを弾くだけではなく歌われます。途中で、つまる瞬間がありまして、曲が終わってから
「アルバムでは間違わずに演奏してますよ^^」
のお言葉。

ここで6弦ベースに持ち代えます。今回のアルバムは、5弦と6弦で収録されたとか。

まずは「Alisa」これは友人のお子さんの出産おめでとうの思いを込めて作られた曲なんだそうです。誕生を心待ちにされていたけど、産まれてきたら障害児だったそうで、おめでたい雰囲気ではなくなったようだけど、新しい命の誕生に対しての祝福をこめて作られたのだとか。とっても優しい曲です。

続けて「Sunflower」 映画「ひまわり」の曲ですね。10代の時に、この映画で見たソフィア・ローレンの印象でね、と。

MCでお父様のお話をして、「Father」

5弦に持ち代えて、
「Are You Ready」「Another Kingdom」
アルバム「Vital Word」から始まり、「Vital Word」で終わり。今回は、Vital Wordからの曲が多かったような?気のせいか。
いつか、Dennice Chembersのドラムと、Greg Howeのギターを生で聴いてみたいものです。

アンコールは、「After The Life Has Gone」
曲を作っている時は、音の積み木をあちらの世界でしてるんです、などと、櫻井さんの死生観みたいなお話をされてました。客席から「まだ行かないで」という声が挙がってましたが、言っておられることは、なんとなく分かります。入り込んでる時って、こちらの世界にはいない感じってしますもの。

しんみり終わるのは、と、最後の最後は「Domino Line」やっぱり聴きたいですよね。テンションあがります。

1st、2ndと二つのステージで櫻井さんのベースを堪能いたしました。

11月初旬に本田雅人バンドで大阪2 daysがあるそうです。臨月に入ってるので、体調がどうなってるやら。ライブ中に産気づいたら、とか。本田さんの演奏はさることながら、ちょっと毒のあるMCも好きなんですよね。あぁ、悩ましいなぁ。