光の紀元
今年も神戸ルミナリエを見に行ってきました。
今年こそ誰かと感激を共有したいと思っていたけれど残念ながら「二度あることは三度ある」で共有できる誰かがいないまま。ふぅ(T^T)
金曜日の会社帰り、遅い時間帯に行くのが私にはベストみたい。会場までぐりぐりと歩かされるのは同じだけど、一人なので、じゃかすか歩いて行きました。大丸のあたりから音楽が流れるようになっていて、気分が盛り上がってきます。
角を曲がってフロントーネの光が見えた瞬間の感動は毎年変わりません。
今年のルミナリエのテーマは「光の紀元」
写真は、フロントーネ。「光の誕生」という名前です。
仲町通りのガレリア「光の河」を歩いていると、心が洗われる気がします。
他のイルミネーションとは違って、ルミナリエには人々の「祈り」があるからだと思います。
そもそもルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託して開催されたものです。
多くの人に感動や励ましを与えてきた光です。
私自身も、この何年か毎年見に行っていますが、「神々しい」光にいつも心洗われると共に優しい気持ちを取り戻したり、希望や未来への活力みたいなものをもらっています。
公式サイトにある作者からのメッセージが素敵でしたのでご紹介。
作者からのメッセージ
闇の恐怖を
打ち消す光の誕生。
<震災という闇と
闘ってきた神戸の街と人々を
やさしく照らした眩い光は
新たな紀元の象徴
その輝きは
過去への誘いとともに
人と人との出会いを
育んでくれる
驚きという
無形の価値は
神戸と世界をつなぐ
新たなメッセージとなる
神戸ルミナリエ公式サイトより
スパッリエーラでは、毎年のことながら人々の笑顔に癒されました。
本当にみんな、光の下では良い顔をしているんですね。
いろんな人たちによって打ち鳴らされる鐘の音を聞きながらしばし光の芸術を堪能しました。
来年以降も開催されるように、募金をしてきました。
私もいつか自分がこれから作るであろう新しい家族と光の芸術を見に来ることができたら、
そしてあの日起こったことを子どもたちに伝えていけたら、と。