旭山動物園物語

梅田ピカデリーにて「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」を鑑賞。
閉園の危機を乗り越えて、入園者数日本一にまでなった、かの有名な日本最北の動物園のお話。マキノ雅彦監督の第三作目でもある。

90%の実話と10%のフィクションらしいのですが、うまくつないだなぁ、と。(当たり前か。)
西田敏行が演じる滝沢園長と中村靖日が演じる新人飼育係の吉田が軸なんですが、見ていてホロッとさせられること多し。
動物園の話ということもあり、動物たちの姿がたくさんあり、どれもこれもイキイキしていて、CGじゃないってところがまた、本当に素晴らしい。。と思いました。
話のストーリーは、大筋ではご存じの方も多かろうし、ネタバレしますので書きませんが、心温まる映画です。
キャストも個性的な役者さんが多かったけど、うまく噛み合ってて良かったなぁ。

とっても印象に残ったのは、
「動物は弱い個体や毛色の変わった個体から淘汰されるけれど、人間はそういった個体を個性として活かす」
だったかな、滝沢園長がこんな風に言うセリフがあるのですが、胸に染み入りました。
へこんでいる時に見ると、じんわりと元気になれる映画かも。