身につまされた話

AERAの「ブーケトスは人権侵害だ」という記事のタイトルを見て、なんだか大げさねぇ。。と思いながら読んでいると、他人事ではないお話であった。

ブーケトスやブーケプルズで「独身女性のみなさん」とか名指しで呼ばれたりというのは、30代独身女性にとっては苦痛だ
というような内容で、まさに私も体験をしたことがある話だった。

年下のイトコの結婚式に出るのに、30代後半で振り袖は痛いと思ってたところ、ブーケトスじゃなかったけど、キャンドルサービスやったかなぁ、何だったか、なんせ独身男女を名指しで呼ばれて、身が縮む思いをしたっけなぁ。
善意なのは分かるんだけどさ。
20代前半はワクワクできたけど、今は苦痛やな。
結婚しない30代への風当たりは日ごろから強い。
ブーケトスやブーケプルズは、次こそはアンタ、みたいな重圧でしかなく、結婚する人たちのことは純粋におめでとう!って思っていても、やっぱりこれだけは勘弁してよ、という気持ちになる。

読めば読むほど、似たようなことを体験している自分が痛くて、でも、記事になるくらい何だから、自分と同じように痛い思いをしている女の人も多いんだと思うと、なんだか慰められたような気になったりもして。