お宮参り&お食い初め

先日、ベビーのお宮参りとお食い初めを一緒にしました。
冬生まれのベビーは、寒い時期に外出して風邪をひかしてはいけないと、暖かくなるのを待ってからお宮参りというパターンが多そう。ちなみに私も12月に生まれて、お宮参りは3月だったそうです。写真だけ先に撮影したかなー、だとか。

お宮参りは、大阪天満宮でしました。私自身のお宮参りも同じく大阪天満宮ダンナ氏の両親は、自分の住んでいる場所の近くの神社でやってほしかったようなのですが、その後のお食い初めをする料理屋さんの予約がとれなかったとかで、大阪でお宮参りをすることとなりました。

ベビーに着せる初着は、中に着る抱き着と併せて私の母が京都で誂えてくれました。男の子だから家紋入り。パッと見ただけで、すごーく良いものであると分かる超気合いが入ったものでした。初孫(私にとって甥っ子)の時、ダンナさん側のお母さんが全部準備をして、自分の出番がなかったから余計ですかね。ダンナ氏のお母さんからは、一回しか着ないのだからレンタルで十分。誂えるなんてもったいない、と言われたのですが。(波風立ててはいけないので、母の耳には入れてません)

ベビーに正装させるので、両親もそれに準じようと私は色無地,ダンナ氏はスーツ着用。
久しぶりの着物、しかも自分で着つけたので大変でした。ベビーがいなければ、もう少し落ち着いてやれたのですが、ダンナ氏にハプニングがあったりで、着付け以外のところで大汗かく状況が発生してしまって、動揺しまくり。いつもと違う雰囲気にベビーは大泣き。出発できたのは、待ち合わせの時間でした。。。

お天気が良く、暖かくて絶好のお宮参り日和でした。
着物がグサグサなのを直してる余裕がなくて道行きを着てごまかしたので、本当なら脱がないといけない場所でも着っぱなし。見えるところがきちんとなっていたら、それでよし、みたいな。。

祈祷の待合室で、ベビーを祝着に着せ替えたのですが、さっきから何がどうなってるんだか。。な状態で、ベビーまたまた大泣き。
祈祷の時は、有無を言わさずダンナ氏のお母さんに抱っこしてもらいました。
誰が抱っこするか、なんて言ってたら揉めますからね。
「え、私で良いの?」と言ってる中、母と私で祝義をかぶせて、ひも銭つけて紐を結んで、一丁上がり、と。

ひも銭は、私の母はこれまでやったことないから分からないそうなのですが、甥っ子のお宮参りの時、あちらはひも銭が当たり前な地域だったようで、今回はこちらで用意しておいた方がいいのかしら。。と言われ、妹と相談して準備してもらいました。
ダンナ氏の両親の方で、ひも銭の習慣があるかどうかは分からないですけど、あるにこしたことはないでしょ、ってね。
妹も一家で来てくれることになってたのですが、前日に甥っ子が熱を出したので残念ながらキャンセル。最近のお宮参り経験がある妹を頼るつもりだった私たちは、ちょっとアテが外れてしまったのでした。

祈祷は、複数の家族と一緒に受けます。9割がた、父方か母方か分からないけど祖母と思しき人が抱っこしてましたね。途中で泣くかな、と思ったけど、ベビーは半泣き程度で終わったみたい。他の子が泣くと、連鎖反応で泣くんで、途中、赤ちゃんの泣き声が合唱になってました。

祈祷が無事に終わったら、外で写真撮影。ベビーは、もう訳が分からなくて泣いたり怒ったり。仕方ないですね。
それから、写真館で撮影。ダンナ氏のお父さんが予約してくれていたお店は、すごーく昭和なところでした。写真の時は、私が祝義をかぶったものも撮りたかったのですが、「父方のおばあさんが着るもの」とカメラマンに許してもらえなかったのです。
ダンナ氏とベビーと三人の写真の時は、抱っこ着の状態で撮影してもらいました。
まぁ、祝着の中も立派なものを誂えてもらっていたという証拠になったと思えば。。
それにしても、なんつー写真屋じゃ。

写真撮影が終わったら、料理屋さんに移動。お食い初めです。
個室なので、とりあえずベビーを着物からいつもの洋服に着替えさせました。
ベビーは、少しホッとした様子。私が構うとおっぱいがもらえると期待させてしまうので、すべてダンナ氏にお任せ。それより以前、ダンナ氏のお母さんがすぐ「抱っこしとこうか」とベビーを抱っこしたがったので、私は一切関与せず。

f:id:Emmery:20130317131442j:plain

お食い初めは、大阪なのでタコをはじめに口元で吸わせて食べる真似。ミルクをもらえると期待しているベビーにとって、3回も期待ハズレなことをされて最後に大泣き。
でも、儀式は無事に終わりました。その後、待望のミルクを飲ませてもらい、残りの時間はご機嫌さんでした。

ダンナ氏の両親は「初孫大フィーバー」で舞い上がっておられ、隙さえあればベビーを抱っこしたり、そばに置いておきたがり、何度となく私の両親から
「お母さん、まずは召し上がってください。」
「少し放っておいてください」
と制されてました。
私の両親は、ベビーは外孫、ダンナ氏の両親を立てる、という意識が強く、ベビーに対してもクールで良かったなぁ。事前にダンナ氏のお母さんは、私の母にもベビーを抱っこしてもらって、などと言ってましたけど、そんな隙は一切与えずでした。
ダンナ氏自身も「オカン、一人で抱っこ独占して。。」と苦笑しておりました。
両家共に舞い上がってたら、諍いが起こりかねなかったですわ (^^;

無事に食事も終わって、帰宅したらベビー爆睡。昼寝できなかったもんねぇ。
親の私たちも、グッタリと疲れた一日でした。
とりあえず無事に終わって良かった良かった。。