災難じゃ!

何度も書いたことあるけど、通勤には御堂筋線を利用している。
平日は終日女性専用車両が運行していて、帰りはもっぱら
女性専用車両に乗ってます。

男性が乗っているのは、しょっちゅうだけど、それを見て
でてけー!!
などと言う気はない。

が、今日は久々に頭にきたことがあった。

梅田から男の人が乗ってきて、こともあろうに私の前に立った。
自分とそんなに歳が変わらないであろう風情。
どうやらかなり酔っぱらっているらしく、酒臭い。
つり革を両手に持って、目の前で揺れていた。

「Me-imi」を周りの迷惑を顧みず、大音量でかけて
リラックスモードだった私は、邪魔者の存在で緊張モードへ。
私に危害を与えなきゃ、男が1匹や2匹、女性専用車両に乗っていても私は目くじらたてない。
しかし、目の前のコイツは、あまりにヤバすぎた。

いつもなら、ウトウトと夢と現実をさまよっている頃。
目の前の危険物に注意を払いつつも、再度、岡村ちゃん
歌の世界に戻っていこうとしていたその時、
ジーンズになにやら生暖かい感触が。。!
目の前で揺れている男がヨダレを垂らしたんである。

何かあったら対応できるように、思わず姿勢を正して座り直し、
即座にタオルでぬぐったのだが、生地を通って肌にまで
届いてしまったものはどうしようもない。
つり革を両手に持って揺れている弾みで何か起こらないように
にらみつけているうちに淀屋橋に到着し、隣に座っていた女性が降りていった。
ラッキー!とばかりに男が座ってきて、その酒臭さとこれ以上
何をしでかされるか分からない不安に緊張がピークに達した私は、
思いっきり殺気だててみせた。

私が隣で殺気立っているのが酔っぱらっているとはいえ伝わったのか、
もしくは不快に感じ、殺気立っていたのは私だけじゃなかったのか
隣の男は座ってはみたものの、落ち着かないらしく、車内のあちこちに
目をやり、本町に到着したらおもむろに降りていったのだった。
女性専用車両に乗っていたことに気付いたのか、
単に乗換駅だったのかは分からない。

男がいなくなって、ほっとしたものの、膝の濡れた感触が気持ち悪くて泣きそうやった。
家に帰るやいなや、ジーンズをはきかえたのは言うまでもない。

とんだ災難やった