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ファジィな思い

PSY'Sのベスト盤「GOLDEN☆BEST」が届いていたのに、気分が違っていたので
なかなか聴かなかったのだけど、ふと思い立ってかけてみた瞬間、チャカさんの
歌声にはまりこんでしまいました。

アナザー・ダイアリーの頃から聴き始めたので、「GOLDEN☆BEST」は
懐かしい曲でいっぱいでした。いつ誰と、というのはないのですが、
10代から20代前半の頃の恋に胸をときめかしていたあの感じが
胸一杯によみがえってきました。

そういえば夏のあの時もPSY'Sの「Non-Fiction」を聴きながら胸を焦がしてた。
あの時と似た状況のこの時期に注文していたのを忘れていたPSY'Sのベスト盤が届いて
それを聴いて胸を焦がしているとは、そういうタイミングらしい。
          最初に 好きになったのは声
          それから 背中と整えられた指先
          ときどき 黙りがちになるクセ
          どこかへ 言ってしまう心とメロディー
                      (Angel Night)


PSY'Sで一番好きなアルバムは「Non-Fiction」なんだけど、ベストアルバムの
「TWO HEARTS」はそれとはまた別の思い出がある。
大学を卒業してぶらぶらしていた時、サークルで一緒だった先輩からBOXに
用事があって入りたいから一緒に着いてきてくれるよう頼まれた時のことだ。
キャンパスが2ヶ所あるから2ヶ所とも行きたいと言われて、車に乗せてもらって
移動して、用事が全て終わって京都から大阪に帰るのにすーっごく渋滞していて
車がなかなか進まなくて、退屈し始めた私は、何でも好きなアルバムをかけたら
良いと言われて、車の中につんであるCDだったかテープだったかをあさったら、
PSY'Sの「TWO HEARTS」を見つけたのだった。「これ聴きたい!」と言ったら
「PSY'Sなんて長いこと聴いてないなぁ」
なんていいながらかけてくれた。
「『Angel Night』から『薔薇とノンフィクション』ってすっごく切ない
感じがして良くないですか?」
なんて、「TWO HEARTS」の選曲や曲順の話で盛り上がって、確か
「オリジナル・アルバムはやっぱり『Non-Fiction』でしょ」
という結論に達したような記憶がある。

「TWO HEARTS」を聴きながらドライブしたあの日は妙な一日だった。
BOXに行くのに私を従えた理由として
「オマエだったら(つきあってると)間違われても大丈夫だから」
みたいなことを言われて、しつれいだなーって思いつつ、他に好きな女の人が
いるから気にしてるんだろなって思いながらついてった。

実際、BOXに行ってみたら
「Emmeryせんぱ〜い、元気ですかぁ?」
なんて後輩たちに囲まれてワイワイやっていて、一緒に現れた人のことなんて
誰も勘ぐりやしなかったんだけど、「実はそういうことやねん」って
わざわざ勘ぐられることを自ら言い出して、私は
「はぁ?何をわざわざ。。誰も何も勘ぐってないのに言い訳するなんて」
って思ったけど、黙ってついていく約束だったから何も言わなかった。

          友だちと
          恋びとと
          決めるから
          こじれるのかな
          クラッシュしてる みんな

          あこがれや
          思い出は
          やさしいね
          でも泣かないで
          (ねえもっと)リラックスして
                (Friends or Lovers)


これを書きながら、あの時は失礼やったよなぁ。。って思いだしてたのだけど、
ふと、本当にふと、私はあの時男心を解さなかった?!という思いがよぎった。
現役時代、近くにいすぎて、そして私はいつも他の誰かに恋をしていて、
いつも隣にいた人のことが見えてなかったのかも?! と。
10年前の話なんで、It's too late to realizeなんだけど。

          こころの裏を抱いていてね
          好きと きらい どちらでも

          涙じゃなくて ファジィな 痛み
          どうしてか 言えばよかったのかな
          いちばん 痛い ファジィな 痛み
          こんなとき なんて言うのかしらと
          アルトのつぶやき
               (ファジィな痛み)