鴨川ホルモー

本を読むだけでは飽きたらず、DVDを買って見てしまいました。
鴨川ホルモー」です。

鴨川ホルモー [DVD]

鴨川ホルモー [DVD]

 

 公開当時は興味わかなかったのよねぇ。
すっかり万城目作品にはまってしまい、あの作品がどんな風に映像化されたのか、
確認せずにはおれなかったのです。

小説とはちょっと異なりますが、これはこれでおもしろかったです。
見終わったら、「ゲロンチョリ!」って思わず口走りたくなること請け合いです。

オニを動かすのにオニ語だけじゃなく動作もあって、それがまたユーモラスでした。
動作は、パパイヤ鈴木監修らしい。
オニは普通の人たちには見ることができないから、ホルモーをしている時、言葉だけだったら何か分からないですもんね。
動作があると、何かのパフォーマンスかいなぁ?
って見えない人にも納得できるっていうか。
衣装が揃いの着物だったり、浴衣だったり、格好良かった。
原作では衣装の記述なかったから、普通の洋服を想像してたけど。

ホルモーのネット中継など、小説にないけど、今の時代ならありそうなこととか盛り込まれていて、それはそれでおもしろかった。

やっぱり舞台が京都なので、懐かしかったなぁ。
3回、4回の頃は、毎日のように出町柳駅を使っていたので、あの辺の風景は特に。

「諸君、これは神事であーる!」
とか叫んでみたかったような。
もちろん、ちゃんと「レナウン娘」のシーンはあります。
なかなか愉快です。最後がちょっと小説と違うけどね。
私も一緒に、、ってウソです。女人禁制の神事だしね(爆)

私は、元々、凡ちゃん役の栗山千明ファンなので、彼女がもっと小説にでてきたようにホルモーで活躍するところをたくさん見たかったなぁ。

エンドロールの後、小説の表紙の風景が現れるので、最後の最後まで必見です。
やっぱり京都で大学生活を過ごした者としては、見ていると大学時代の郷愁にかられる、かな。