呑んで〜呑んで〜

正月二日目の朝は、お客さんがいないので気楽である。
昨夜遅くまで呑んでいたため、家族一同、昼近くまで爆睡。
父はそれでも、そこそこ早い時間に起き出した様子。

母が爆睡状態のため、2日目の水菜の雑煮の準備は私が。
といっても、水菜を洗って掃除して、鶏肉と共に一口大に
切ってお餅を焼くといった下ごしらえ関係のみで、
おだしなどの重要な部分は、やっぱり母が担当。

朝食というよりも昼食状態でお雑煮を食し、
吉本の新春初笑いの中継を見て笑っているうちに
ねむーくなって、そのままコトンとまた寝てしまう。
どこまで見たんだろう。
桂文珍師匠までは覚えてるのだけど。
片付けは、いもーとちんがやってくれたらしい。
気付いたら新春初笑いは終わっていた。

夜は母方の親戚宅でお年始。
近所なので帰りのことを考えて歩いていく?
なんて言ってたけど、代行もあるし、ということで車で出向く。
去年の5月に結婚したイトコも奥さん連れで来ていた。
そういえば去年のお年始で初めて会ったんだっけなぁ、
なんて思い出していた。

母方の親戚も半端じゃなく呑むのだけど、
今年はイトコが3,300円で買ってきたという
「一升シャンパン」でスタート。
いやー、一升瓶の大きさのシャンパンって初めて見た。
こちらの家族は、食べるよりも呑むが主体のような気がする。
お節もお酒のあてっぽいのが多いし。

イトコ(兄)が仕入れてきたというカニで、かにすきを
食べたいメンバーでつついてまして、そこにイトコ(弟)の奥さんがいて
彼女はきゃしゃでかわいらしいのだけど、「お酒、呑めますよ♪」というので
「うちはさ、みんな
河島英五の「酒と泪と男と女」のフレーズで)
♪呑んで〜、呑んで〜、(呑まれてがなくて)呑んで〜呑んで
呑んで〜呑み潰れて眠るまで〜呑んで〜
だからさぁ」
って言ったら笑ってた。
「とりあえず、お酒呑めない人とは結婚できないよね。」
なんてイトコ(兄)と言って笑いつつ、他愛もないことをしゃべりながら、
飲み食いしてたらお酒の瓶がどんどん空いていくのですが、それでも
「前に比べたらさぁ、皆の飲み方は減ったよねぇ?
おじいちゃんがいた頃は、こんなんじゃなくてもっと凄かったよねぇ」
と祖父母の仏壇の前で語りあう孫たち。
過去の正月の宴席で飲みつぶれた人の話は山ほどありますんで、
私の印象としても、最近は飲みつぶれる人が出ないし、かなり穏やかな
酒宴になったなって思います、はい。


叔父宅には、チビわんことデカわんこがおりまして、
チビわんこは、少々悪さしても小さいとカワイイもので、
目を細めておりました。
人見知りするらしくて、おいでって声かけても後ずさってたりなんかして、
ひょいっと抱き上げても軽い軽い。

デカわんこは、ロットワイラーなんですが、ちょっと危険だからと
室内には入れてもらえず、外でキュンキュン言ってるのが切なかったなぁ。

訓練士さんに来てもらって訓練してもらってはいるけれど、
ドーベルマンの原種のせいか、本能として凶暴な部分がどうしても
でちゃうことがあるから危ないらしい。
「へぇ、そうなん?去年はまだ赤ちゃんやったのにね。」
なんて言いつつ、でも、顔をしみじみ見てたらまだ子どものあどけなさを
残してるので
「まだカワイイ顔してるやん?」
って、頭をなでなでしてやったら、挨拶代わりにパクっと手を噛まれてしまいました(>_<)
もちろん甘噛みなんですけど大型犬だから、鈍痛と共に、ごっつい歯形と腫れが
手に残ってしまいました。。
甘噛みは甘噛みでも、デカイと迫力が全然違う。。
私もダルメシアンという大型犬を飼っていて何度も甘噛みされまくってるし、
2歳くらいまでは口で確認したい時期っていうのを知ってるので大丈夫ですけど、
犬が苦手な人だったらトラウマになりますわぁ。


食事が終わった後、親たちは、チビわんこと戯れながら
わんこ話で盛り上がりながらお酒を呑んではりました。
私は食事の時に、すっごいペースでお酒を呑んでいたのでセーブ。
この数年は、お正月の宴席では「結婚はまだか?」という話で
針のむしろって感じだったのですけど、イトコのお嫁さんと、
チビわんことデカわんこが加わったおかげで、私へのアテンションが
すっかり下がってしまったのがありがたいなぁ。

イトコは男ばっかりなので、イトコ(弟)のお嫁さんが加わったのは
同世代の女の子の呑み仲間が増えたって感じで純粋に嬉しいです。
妹夫婦は今回来てなかったけど、イトコたちにとって、妹のだんなさんは
新たな呑み仲間って感じで和気あいあいとやってるので、私の夫になる人も
(今はまだ誰か分からないけど)皆と一緒に楽しく呑める仲間になってくれたら
なんて考えてしまった。
この前のイトコ会が異常に楽しかったと皆が思っていることが分かったので、
また近いうちにイトコ会をしようねって約束しました。
(酔っぱらってて覚えてなかったりして?)

とりあえず、諍いも起こらず和やかに歓談して帰ってきたので、
ちょいとホッとしてます。


こうして正月2日目の夜も更けていく。。と。
それにしても親たちは、ホンマ、今も昔も変わらず
すっごい量を呑んではるf^^;