胃とか歯とか

7月末に受けた健康診断の結果が返ってきた。
ドキドキしながら見てみると、今年もやっぱり
胃潰瘍瘢痕の疑い」「精査要」になっていた。
胃潰瘍瘢痕(要するに胃潰瘍が治った『きずあと』」で、かつ「疑い」だから、まぁ、良いかぁーって、そのまま放置していたのだけど2年連続で「精査要」をもらったらなぁ。
胃潰瘍瘢痕の疑い」は、慢性胃炎のための変形の可能性もあるらしい。
淀川キリスト教病院のサイトより)


部位が去年とまったく同じなので「慢性胃炎のための変形」ではないかと思われ。
かつて同じように「胃潰瘍瘢痕の疑い」をかけられたチームメイトに
「なー、どやった?」
って尋ねたら、
「異常なしでした♪」
のお返事。
「私、今年も『胃潰瘍瘢痕の疑い』で精査要やった。。」
って言ったらどれどれ?と、私の診断結果をのぞきこんで
「私が『胃潰瘍瘢痕の疑い』の時は、『要経過観察』で『精査要』じゃなかったですよ。」
と言われる。そんな会話を聞いてたベテランさんが
「健康診断の結果が2年連続で異常なしじゃないと生命保険に入れないからちゃんと検査しておいた方が良いよ。」
なんて言ってくる。彼女は今年やっと生命保険に入れる結果が手に入ったと喜んでいたところであった。

胃以外は、一つ『要経過観察』があったけど、洞性徐脈なんで失神・めまい・動悸・息ぎれの症状が全くないから問題はない。

去年、「精査要」の文字を見てビックリして、どうしたら良いのか病院に確認してもらったら、本気で精査やらないとヤバイ人は、精査の案内が入ってるそうで、入ってない場合は、受けたければどうぞ、らしいと聞いたので放置してたのだけど、やっぱり一度は胃カメラやっとかないといけないかなぁ。

私は痛みに強いというかニブイというか、我慢できちゃうタイプなのでねぇ。
冷静に身体の具合を顧みると、デフォルトで胃が軽く痛いというか、
「胃はここにありますよ」
と胃が主張している状態である。
これって正常じゃないよなぁ。
今はずいぶんと図太くなったけど、元々、緊張したり、ストレスがかかると胃にくるタイプで、学生時代は胃薬が手放せず、酷いときは胃潰瘍の薬を服用していた時もあったのだ。
アメリカで学生をしてる時に太極拳を習い始めてから、そのあたりのストレス・マネジメントができるようになって、胃薬を飲まないと耐えられない痛みを感じることはなくなったのだけどね。
今は、薬を飲むほどではないけどなんとなく不快な症状が常に続いている状態とでも言うのでしょうか。あんまりにも日常過ぎて不快症状ってことを忘れてた。
これって、ある意味ヤバイよねぇ。

検査結果が返ってきた日は、他にも理由があって、頭がクラックラして(でも、元が健康なんで倒れるなんてあり得ない)
「今日はアカン、もう帰る」
なんて、限りなく定時に近い状態で退社し、
「あっら〜、精神的ダメージの方がかなり強いんじゃ〜?」
って皆から言われていたのであった。

で、明けて翌日は歯医者の検診。
一応3ヶ月ごとに予約して見てもらっているのだけど、歯科衛生士さんから、全体的に悪化が進んでいるみたいと言われる。
レントゲンも撮り直してみてもらったら、外見は虫歯みたいだけど、まだ大丈夫なことが分かって、治療は見送ることになった。
でも、前々から問題になっている親知らずの虫歯に関して
「ほんっとーに痛くないの?」
と先生に尋ねられる。春先には痛みを感じたこともあったけど、最近は痛いとか、しみるとか感じたことがないので、そのようにお返事をするも、本人の自覚症状とは別に、
他の歯への悪影響があるので、この際、と、抜歯してもらうことに決めた。
症状が悪くなったら抜きましょうね、と、前に担当してくれていた
先生にも言われて、要経過観察で何年も経過しているし、担当の先生が変わった今が良い機会なのかも。

この「痛くない」自覚に関しても、どうなんだかって思うのね。
痛いと感じてないけれど、なんとなくむず痒いような不快感というのはあったりするので、これって本来的には「痛い」のかも?

てな訳で、来週さっそく1本抜歯することになったのである。
歯は良いけど、胃の方はどうしよう。
やっぱ胃カメラ