さよなら、ロケット

南海なんば駅を降りたらそびえ立ってるロケットが撤去されている。

関西人でなければ、
駅にロケット?なんじゃそりゃ?
かもしれない。

ロケット広場はミナミの待ち合わせのスポットの一つと言われてるけど、キタのビッグマンと違って遠方からの人には今ひとつ場所が分かってもらいにくかった。
南海電車を利用している者にとってはロケットは、難波の象徴みたいなもんやってんけどね。

ロケット広場で待ち合わせにしたは良いけど、どこにいるのか分からなくてグルグルまわってしまったとか、(高校時代の友人とは、ロケット広場のハーゲンダッツ脇が定番やった。)
ロケット広場で待ち合わせやゆーのに、わざと上の階から広場を見下ろして待ち人が来るのを見ていたりとか。
いろいろとロケット広場にまつわる思い出がありますわ。

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写真は撤去が始まった直後のもの。
根本には工事仕様になっていて、
あぁ、撤去されていくんだわって、切なくなった。
そこにあって当然のものが無くなるとなると、その存在がいきなり大きくなるものである。
ロケットの姿を収めようとカメラや携帯を向けている人がいっぱいいた。

ロケットを保存してほしいという声があったらしいけど、
引き取り手がなく、解体されたロケットはゴミになるらしい。
ミナミの象徴がゴミと化すなんて、ホンマ、殺生な話やで。