余談

祖父が亡くなって親戚が集まる場で、妹とよく間違えられました。
よく似ている三人姉妹ではありますけど、これまで「お姉ちゃんの方?妹さんの方?」と言われることはあっても間違われる、ということはなかったので驚いてました。似ているなりにも区別がつく顔なんです。

何度も何度も間違うので、親戚たちがあれこれ間違ってしまう理由を出したところ、以前(祖母が亡くなった頃含む)と比べて私の雰囲気が随分と変わった、という結論に達しました。前の私は表情がない上に愛想もなく、とても話しかけにくい雰囲気を漂わせていたけれど、その頃と比べたら今はとってもにこやかになったんだそうです。

そう言われてみたらそうかもしれないですね。
前に「It's just a SMILE」というタイトルで書いたことがありますが、私の無愛想ぶりはご近所でも評判だったようだし、友人(♂)に
「Emmeryさんが笑うところを見たら、何か得した気分になる」
とまで言わしめたくらい、笑顔をあまり見せてなかったみたいです。

Annexでも「自分をゆるしてあげたら」というエントリで
私を幼い頃から知る母の友人に「年齢のこともあるけれど変わったね」
と言われた時、母が
「小さい頃から自分にすごく厳しくて、自分に厳しい分、他人にもとても厳しかった。今も相変わらず自分にも他人にも厳しいところがあるけれど、歳を重ねて人間丸くなって、自分に対しても他人に対しても厳しさがなくなってきたから、それが顔にも出てきた。」
なんて言ったことを書いたことありますから、変わったんでしょうね。

妹は「私は笑顔で勝負する」と言ってきた人なので愛想も良いし、公私問わず、彼女の笑顔で「落ちた」人は数知れないという、まさに「笑顔が武器」の人なんですよ。私はそこまでに至らずとも第一印象が良くなったってことですわね。

あと、とってもくだらないことなんだけど、親戚のお酒の呑みっぷりを見て、私は真の酒呑みじゃないかもって今更ながら思いました。
本当にお酒が好きな人って、お酒だけあればOKですけど、私はアテがないと呑めないんですね。妹もその辺りは同じらしくて、二人して右手に柿ピーの小袋とグラスを持って、左手でつまみながら呑んでいる姿を叔父が見て
「そんなん食べながらよぉ呑むなぁ」
なんて言っておりました。
それに、毎晩のように呑みたいとも思わないのです。アテがなくてもお酒さえあればOKで、かつ、毎晩必ず呑んでいるような、言わば「酒呑み」の両親の元に生まれて、酒呑みな親戚に囲まれて育ちましたけど、真の意味では酒呑みじゃないし、酒好きと言えんのじゃないか、と思いました。
両親共々、また、父方も母方も親戚一同、究極にお呑みあそばすお方が揃っておりますので、比較対象が悪いっちゃ、悪いのかもしれませんが(苦笑)

他にもささいなネタはあるのですが、何かの時にご紹介することにしましょう。