発熱

今朝、目覚めたら調子良かったので、ハーモニカのレッスンの後、午後からミナミにお買い物でも行こうかと思っていた。
いざ、レッスンから戻ってきてお化粧をして、出かける準備をしているうちに、じわりとした痛みを頭に感じ、あれ?と思っているうち、その痛みはどんどん酷くなって、とてもじゃないけどお出かけな気分ではなくなる。お出かけはしたかったから、少し横になったら楽になるか?と寝て、ついでに体温を測ると発熱していた。
都合がつけばお茶しませんか?、と言ってた人にゴメンネって連絡しなきゃ、
と思いつつ、うとうととしていたら、都合がつかないと連絡があったので、ホッとする。

鎮痛剤を飲み下し、
お化粧を落とし、
頭につけたピンも外し、
部屋にカーテンをひいて暗くして
昼間からベッドにはいる。。

レッスンが終わるまで調子よかったのに、急に発熱した理由は分かってた。
明日あることから目を逸らして、意識しないようにしてきた。
衝動買いをしてみたり、意識的に高揚感を作ってきたけど、意識をだますことはできても、身体は嘘をつかない。本当に心底イヤなんだって身体が訴えていた。
やっぱり自分にこれ以上、嘘はつけないし、無理もできない。
イヤなものはイヤだ。。
なんて、本当の自分の気持ちを噛みしめていたら、涙がでてきて、ふとんをかぶって泣いてるうちに眠ってしまったらしい。

携帯メールの着信音で目が覚めた。
寝てるところを起こすなよ、と思いつつ届いたメールを読んで、また涙が止まらなくなった。

逃げないで乗り切らないと、ね。
引き延ばして引き延ばして、この前も熱が出た(事実)といって延期をお願いして、今回も熱が出てしまったけどこれ以上、先延ばしにするわけにはいかない。
会わないで断ることができたら良いのだけど、それもここまで延々と私の方から引き延ばした以上、できない。

そんなことを鈍痛のする頭で考えていたら、歌が聞こえてきた。

いつでも会いたくてそれだけ伝えたくて
君の言葉の中の自分に会いたくて
いつしか知らないうちに君だけ別の恋
宿したいたずらな時の中で立ち尽くす


Grass Valleyの「虹のある街」だった。
さっそくGrass Valleyのアルバムをひっぱりだして聴いてみる。
久しぶりに聴く、でっちゃんの歌は心に染み渡る。
この「虹のある街」の歌の最後に駅のホームが出てくる。
駅のホームが出てくる歌詞つながりで同じアルバムに収録されている「ハッピネス」が聴きたくなる。

分からない明日は遠すぎて不安になる
じれったいくらいに自分が無力に見えることもある
だけどハッピネス いつもひとつ心にあればいいさ
冷たい雨に包まれても
ハッピネスそれは星がぐるぐる廻るように
終わらない夢を信じて


いつも心にひとつハッピネスがあれば歩いていける。
ひとつハッピネスがあれば。

明日一日、とにかく何とか乗り切ろう。
そして、それが心痛を起こす出来事の最後になればいい。

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前にも「ハッピネス」についてはモノローグもどきのエントリを書いておりましたわ。あの時は何を悩んでたんやろ。何かあったんやろなぁ、あん時も。