サンフランシスコが私を呼んだ

本屋さんで雑誌を眺めていたらCoyoteのタイトルが目に入って何の特集か見えなかったのだけど強烈に惹かれるものがあって、引っ張り出してみたら、なんと
サンフランシスコ・クロニクル
とあった。
表紙の写真はどこからの風景という説明が
ないけれど、Japan Town からFillmore Street を登り切った場所に違いない。
てくてく登っていったら目の前に海が見える私が好きだった場所。下ってUnion Street や Marina まで歩いて行ったりもしたなぁ。
私が在米中に遊びにきた人は、間違いなく連れて行かれてます。

 

Coyote No.29 特集:サンフランシスコ・クロニクル

Coyote No.29 特集:サンフランシスコ・クロニクル

 

 
表紙だけで盛り上がってしまったのですが、内容もかなり濃いかったです。
片岡義男さんの「サンフランシスコ再び」は、空気感が良かった。

リチャード・ブローティガンが取り上げられていて、
読んだことなかったのだけど、ちょっと読んでみたくなった。
取材した人と写真を撮った人のテキストが面白かった。
同じ特集の取材でも、見え方が違うもの。

サンフランシスコ以外にも、「ジョージア・オキーフのニュー・メキシコ」は写真もテキストも素敵でした。
アリゾナやニュー・メキシコ辺りはとっても好きな土地でした。
アメリカから日本に戻る直前の旅行でタオスもアビキューもゴースト・ランチも
車を飛ばして行った。
あの頃を思い出して、胸が熱くなった。

それだけじゃなくて、高砂淳二さんの「虹を探す」というコーナーも絶品でございました。奇跡のような虹の写真たち!

他にも他にも、今回のCoyoteは、私にとっては「たまらん」内容が多くて永久保存版やなーって、思っている次第。

興味をもたれた方は、ぜひ本屋さんで手に取ってみてください。