6 初日の夜

「お嫁さまへの道」第6話。
やっと初日の話が終わります。

お見合いは、会った当日、もしくは翌日、とにかく早々に仲人さんにOKかNGの返事をしなくてはいけません。
普段のお見合いは、早々に切り上げて仲人さんに連絡していたけど、この時はライブに行ったため夜まで一緒だったので、別れた後、携帯電話を確認すると、いつもみたいに電話をしてこない私を心配?した仲人さんから
「今日はどうでしたか?電話ください」
と伝言が入っており、折り返しOKのお返事をしました。

この仲人さんからの話は、いつも私から断ることができない状況で、これまでも「様子を見たい」として、断ったことはなかったのですけどね。このときの「OK」は、ちょっと気持ちが違ったな。

帰宅しながら、ダンナ氏の仕事が忙しすぎて、年内に会う時間を作るのは難しい、
と言ってたのを思い出し、それはちょっと困ったな。。と。
勢いがあるうちに、もう少し転がしてみたいと思ったのです。時間が空くと、どうしてもテンション下がりますからね。

それと、連絡先を教えてもらってないから、私から連絡できないしな、とか。(仲人さんには連絡先は交換したと言ってしまったので)
これは杞憂で、当日中にダンナ氏からメールをもらいました。
次回については、また調整してみる、とあったので、まかせることに。

そうそう、自宅に帰り着いて、まずやったのは、捨ておいてあった釣書を取り出して、ダンナ氏の名前確認(爆)
こんな名前だったのか、、と。おいおい。。。

初回に相手に対して「良い感じ」と思った経験は過去に何度かあったのですが、問題は2回目以降。
会う回数を重ねると「結婚」が迫ってくるから(お見合いだからね)、これまで何度「この人でいいの?」と不安になって嫌になって逃げたことか。
なので、この時点では次回会った時が、自分の中の気持ちとの勝負やなと思ってました。

そして、前日に散々「お見合い、うざい」とぼやき倒した友人に報告メールをいれたのでした。