イケナイコトカイ

岡村ちゃんを知らない人の為に最初に説明しますと、
「イケナイコトカイ」は、2ndアルバム「DATE」に収録されていて、
シングルでも発売になった岡村ちゃんの名曲の1曲です。

かれこれ2年以上はカラオケに行ってないけど、
学生時代、カラオケに行って岡村ちゃんの曲を歌うとなると、
いつも「イケナイコトカイ」を歌ってた。

「だいすき」でも「ラブ・タンバリン」でも「カルアミルク」でもなく、
なんで「イケナイコトカイ」だったのか、今となっては分からない。

「裸でまだいましょう」
「彼女のLove, Sex, Kiss 朝からずっと待っている」


などと20歳そこそこのムスメが男の人たちがいる中で歌うのは
スキャンダラスな気がして、それが良かったのかもしれない。
なんとか少しでもいやらしっぽく歌おうと、何度も何度も繰り返して
聴いては練習してた。
岡村ちゃんを知ってる人がいない中で「イケナイコトカイ」を歌っては
場を盛り下げてた。(故意にやってました。)

ずっと岡村ちゃんいわくの「下品系」の曲だと思ってきた。
でも、去年「フレッシュボーイ・ツアー」のZepp大阪で
この曲が会場中で大合唱になった時

いけないことかい?
傷ついても二度とはもう話したくない Baby
息ができないほど愛してるよ


と、まわりのみんなと一緒に歌いながら、
なんて美しい曲だったんだろう、
これまで下品系だと思っていた自分はなんだったんだろう、
と反省したのだった。

ドキンさんとこで月カドの「本人自身による全アルバム解説」の「DATE」編を読んで
岡村ちゃん自身が「エッチ=岡村靖幸みたいな図式」を予期してなかった
というくだりで、作りこんだ人工的なエロさではなく、彼にとって
「素」だったんやなぁ、だから良かったのかなぁ、なんて思い起こしてました。

初めて聴いた頃は、まだ高校生になったばかりの
何もしらないウブなムスメでしたけど、この曲のもつ
「セクシーな匂い」をどこかでキャッチして惹かれてたのかな。
歌詞そのものは、さほどエッチではないのだけど
香り立つようなエロス、
というと文学的過ぎるかなぁ
内部からにじみ出るようなセクシーさ、
とでも言うのかな、
いや、岡村ちゃんのフェロモン。。
そうだ、フェロモンだ。
歌詞がダイレクトにエロい「いじわる」や「DATE」なんかよりも
「イケナイコトカイ」のもつフェロモンの方がよっぽど強いような気がするんやな。
今、聴いてもね。
単なるエッチじゃなくて、奥が深いと。
個人的な感想なんですけど。

ちなみにこの「イケナイコトカイ」をmegがレゲエ・バージョンでカバーしてるらしいけど、
どんななんやろ。
Amazonのレビューは、良いって書いてあるけど。
実は、ちょっと嫉妬してたりします。。
誰か聴いたことあります?