緊張した~

無事にクロマチック・ハーモニカの発表会が終わりました。
ハモソの練習やら何やらで、実感がなかなか伴わなかったのですが、当日はやってきました。

前回は家を出る前からすーっごく緊張して、最後の最後まで練習したけど今回はそういう意味では前回よりは緊張してなかったですね。
朝からちょこっと練習して、今回は2部もちゃんと見ましょうと、会場へ。
2部前半に到着したら、会場は満員に近くてビックリ。
小さな会場ですからねぇ。

出番は何番目かなぁ?と思いながら受付に行くと、年末の忘年会で一緒の席だった人だったので、顔を出したら
「はい、42番です!」と。
席についてプログラムを見て目がテン!!
3部後半じゃないですか!しかも神童O君の後。
上手な人がざざざーっと続いた後で、もし事前に順番が分かってたら先生に「順番を替えてください」とお願いしておりましたわ。

とってもステージに近いところで見ていたので、プレイヤーの緊張が見て取れて、一緒にドキドキしてしまいました。
いつものカラオケじゃなくて生バンドだから伴奏が違って入れなかったりとか緊張して震えてアドリブがメロメロになってしまったりとか。
でも、終わった瞬間の笑顔が皆さん良かったです
インタビューに答えられなかったりとか、泣いちゃったりとか。
年配の方が多いけど、年齢関係ないですよね。
2部でも長く習っておられる方は安定した演奏でとても上手で、こんなに吹ける人が2部なのに私が3部って。。と、じわじわとプレッシャーが。それでも2部はまだお気楽に見ておりました。
叔父と叔母がやってきて、両脇に座って何くれと気遣ってくれてました。

いざ、3部が始まって皆の演奏を聴いていると、
どうしてどうして私の出番はこんなに後ろなの!というプレッシャーと共にすーっごく緊張してきました。
O君の演奏は、自分の出番が終わってから半分放心状態で楽しむ予定が、まさか彼の後とは思っておりませんでしたので。
神童O君は、中学3年生になったので、もう神童じゃなくて天才ハーモニカ少年、と呼ぶべきですかね。彼の演奏を初めて聴いたのは彼が小学校6年生の時でしたけど、当時すでに目を閉じて聴いたら子どもが演奏しているとは到底思えない
演奏でした。堂々としているし、音に色気があるんですよね。恐るべし。。
なんといっても、あの目の強さ。やっぱり抜きん出る人の目の力は本当に強いです。
緊張しつつもO君の演奏には感嘆しました。すばらしい。。

で、私の出番です。
カラオケよりもテンポが速くなる可能性を想定して練習していたけど、実際にはゆったり目でして、大半はその方がタメを入れながら吹くことができて良かったのだけど、早吹きの部分は勢いで吹いてきたので、遅くなるとうまくのせるのが逆に難しくて、一部グダグダになってしまいした。
スポットライトがあたると、まぶしくて客席が見えなくなるけど、集中するのにほとんど目を閉じて吹いてましたね。それでも緊張して途中から膝がガクガクしてきたので、震えているのが分からないように立っているのが精一杯でした。
反省点は多々あるものの、全体的には自分でも及第点をつけられる出来だったと思います。譜面を持って出なかったけど、途中でフレーズが飛んでしまうということもなかったですし。
「あなたと夜と音楽と」なので、アダルトでムーディーな感じに演奏できたかな?と。今回は衣装もちょっと意識してみました。
終わった後のインタビューは、頭が真っ白で「緊張しました~」って言うのが精一杯でした(><)
軽妙な受け答えができるほどの余裕はぜんっぜんなかったです。
振り返ってみて、3部で「緊張しました~」程度の受け答えしかできなかったのは私だけだったような。
そういうところにベテランさんの余裕もあるんだろうなぁ。。。

私の後は、それはそれはそれは皆さん、とってもベテランさんばかりで中にはプロで活躍しておられる方もおられて堪能いたしました。
私が3部で演奏させてもらえているのが奇跡な気分です。
まだまだ技術、表現力、安定感、その他諸々、足下に及ばないことが多いです。
発表会の最後は先生の演奏。うーん、格が全然違うっていうか。。
素晴らしかったです。

終わったら、ドドーっと疲れが出て、このまま寝たい。。な状態になりました。
懇親会どころではなく帰ってきました。
帰宅したら、これまた珍しく母から
「うまくいった?」
と質問されまして、伴奏がちょっと遅かった、なんて話をしたら
「そういうときは伴奏に合わせるんじゃなくて、、」と、
アドバイスを受けまして、まぁ、母は母ですね。

発表会が終わってホッとしたけど、水曜日にレッスンがあるので、新しい曲の仕込みを始めました。3日でレッスンに持って行けるレベルにしなきゃなーって。そういうところは元気ですね。(あれ、次はルパンじゃないの?というツッコミはナシで。。)