御霊神社の夏大祭

御霊神社の夏大祭に行ってきました。
とても近所なので、わざわざ感はなかったのですが、初めてです。

行事は宵宮、本宮の両日ともに17時頃から始まるようで、チビッ子連れではチラッと見に行くのが精一杯でした。

宵宮は、神社まで行ってお神輿が入ってくるのを見ました。
本宮は、中之島公園で船渡御を少し見ました。

船渡御といえば、天神祭りでしたので、御霊神社のお祭りでもあるのかと感心していたら、140年ぶりの復活だったのだとか。
船に天狗が乗ってると思ってたら、それは猿田彦でした。
お祭りの由来を知らなかったので調べてみました。


御霊神社は、商人の町・北船場の中心にありながら、ご祭神のなかに武士の守り神である鎌倉権五郎景政公をも祭祀していらっしゃいます。御霊神社という名前は鎌倉権五郎の「ゴロウ」という音に、力強く荒ぶる御魂を示す「御霊」の文字を宛てたとも伝えられているようです。

そのため古くから商人のみならず武士の尊崇が厚く、豊臣政権の時代には多くの名のある武将が戦勝祈願に参詣しました。
夏祭りには甲冑武者を中心とした五百人の行列が出て、堂々たる威容を示されました。一行は、淀屋橋南詰めから二十艘の船に乗りこんで、南堀江の行宮まで渡ります。その盛大な行列は、大坂の夏の風物詩のひとつとされました。船渡御は、天満宮のみと思われていますが、ここ御霊神社でも安永九年(1780)から明治維新による中断まで、90年近く続いたご神事でした。
船渡御は明治に入って途絶え、武者行列もまた平成七年の阪神大震災の年を最後に途絶えたままでしたが、なんとかこの伝統行事を復活させたいという思いとともに関係者の方々に働きかけてこられた結果、本年の夏祭りに行列と船渡御を復活できる運びとなりました。

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へぇ~、でした。そんな記念すべきシーンを見たんだなぁ。

ちなみに、お囃子は、天神祭りのものと同じに聞こえました。