天神祭 陸渡御

25日は天神祭の本宮。
久しぶりに陸渡御を見てきました。

朝からレッスンで自宅に戻ってきたら、あまりの暑さにバテ気味だったのですが、少し休憩して、ここは気合いで。

近所は、天神祭を見に来た若者がちらほらと。
天神祭まで時間をつぶさないとー」って、
君たち、天神祭は夜の船渡御と花火しかないって思ってるね。

私は断然、お昼間のお渡りの方が好きです。
場所取りをするのに、ちょっと早めに行きました。
これまでは天満橋からアクセスしていたのですが、(父方の祖父母が天満橋に住んでおりましたので)今回は自宅からぶらぶらと歩いて、商店街から天満宮へ。
他のお祭りでもあるかもですが、天神祭の出店には、うなぎ釣りがあって、子どもの頃から、うなぎ釣りのお店を見るのが好きでした。今回も見つけて、あったぁ!って見に行ったのですが、まだ準備中でうなぎはいませんでした。残念。

そこで一緒に行った友人に「釣ったうなぎは捌いてくれるの?」と尋ねられて、そういや、釣った後のことなんて考えたこともなかった。どうなんでしょうねぇ。

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天満宮に到着したら、お迎え人形を見て、出入りできる範囲で当屋を見て回りました。渡御の前になると、立ち入り禁止区域ができますので、ぐるっと見て回ることができません。
そして一番大切なこと、日陰に足場を確保。
炎天下の中で見てると、倒れてしまいますから。。
見に来るたびに必ず確保する場所がありましてね。
他の場所よりも少し涼しく、かつ、確実に見える場所です。

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本殿では神事の最中でしたので、しばらく待って、
催太鼓が始まったら、これこれ!ってワクワクしてきました。
写真を少し。携帯だから限界ありますけどね。

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最初の方は催太鼓に、地車、獅子舞と太鼓やお囃子があるので、賑やかです。境内にいると、ちゃんと一つ一つ講社の名前と説明のアナウンスが流れるので、いわれなどがちゃんと分かります。そこそこ知ってるつもりではありましたが、今回改めて、「へぇ~」なことがたくさんありました。いつかは、天満天神御伽衆になってみたい私です。

周りには出待ちの人たちが多く、中でもお稚児さんたちが私たちの立っている場所のすぐ後ろで出待ちをしていて、小さいお稚児さんの中には、ちょっとご機嫌斜めな子もいて、大人がなんとかあやしてたりするのを見てると、なんや和みました。


笑えるハプニングは、牛が動かなかったこと。
歩きたがらなさそうに出てきて、いざ渡御に出ようとすると本気で動かなくなってしまいました。周りがおしりを叩いたり、押してみたり。
観客は、「こんなに暑かったら、そら歩きたないわなぁ」って、笑って見てました。最後には動いたんですけどね。

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写真が件の牛さんです。
確か、梅牛って言うんだったかな。
この時点では、まだ歩いてます。

最後の御神輿は金ピカで華美です。
子どもの頃の記憶では、御神輿も上下にゆさゆさと揺さぶって、屋根の上の鳳が揺れ動いているというのが非常によく残っているのですが、今は上下に揺れることはありません。子ども心に揺れてるように見えただけで、以前から揺れてなかったのかもしれません。

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どの講社も皆、本殿に向かってご挨拶してから出て行きます。大阪締めは、あったりなかったり。

今回初めて気づいたのは、地車講のお囃子と大阪締めをするときは、後半のリズムが違うこと。ちょっと早いっていうか。何か決まり事があるんでしょうね。

出待ちの人がいなくなるせいか、後半になるにつれ、私の見ている場所のあたりは人が少なくなり、かなり快適に見ることができました。でも、都合、3時間は立ちっぱなしだったから疲れました。

終わった後は、立ち入り禁止区域がなくなり、龍踊りなども見ることができました。
やっぱり天神祭の「ジンジキジンジキ」のお囃子を聞くと気持ちが高揚します。

You Tubeに龍踊りがいくつもアップされていたので、ひとつかわいいものをアップしてみます。
こうやって覚えていくんですね♡


YouTube: 天神祭 竜踊り 2009HD

夜の船渡御や奉納花火も悪くないのですが、人が多すぎて避けてしまいます。頼まれたら案内はしますが。これまでも一人の時は、陸渡御を見たら家に帰って、自宅のテレビで中継を見てましたしね。
ってな訳で、今回も夜は花火も見ずに食事してました。

自宅に帰ったら、東横堀川に渡御が終わった後の船が道頓堀川に向かって移動している様子が見えまして、お祭りを名残惜しんだ次第です。