元日のあれこれ

元旦の朝、毎年のことながら祝膳の仕上げでバタバタとする。
大晦日に疲れ果てて、最後ぶっ倒れてしまったので、準備に漏れがあることあること。
いもーとちんは、かなり動けるようになったとはいえ、まだまだっていうか、いろいろと教えてこなかった私も悪いんだけど、知らないことが多い。
たまに「えええ~」ってことをやってくれる。
と書いている私も、母からちょこちょことダメ出しをもらう。
でも、例年と比べたら、お客さんが泊まりでこなかった分、余裕があった。
同じように途中で倒れた母が3時頃から目が覚めて料理を再開してた、というのもあるけど。相変わらず、切り方ばっかりで煮方には昇格しない私です。

叔母家族がやってきて、新年のお祝いを始めます。
日本酒の一升瓶が4種類。飲み比べをしながら楽しく。
ここにきて風邪ひきかけ、という状況で体調が厳しい私は、少しずつ。
食事は楽しむものの、立ったり座ったり、なんやかんやと忙しい。

休まないとやってられないので、終わったら即、昼寝に入る。
そうこうしているうちに、妹夫婦がやってくる。
今年は甥っ子がいるせいか、来る時間帯が早い。
すっかり丸々と太って赤ちゃんらしい甥っ子にメロメロになるも、人や場所を認識するようになった甥っ子は大泣き。

恒例の初詣も、体調不良を理由にパス。
その代わり、妹夫婦と一緒に母方の親戚の家に年始のあいさつに行く。
いつもは二日に家族と一緒に行くのだけど、今年は二日はおでかけ予定なので。
結婚したイトコ夫婦も、私たちが来たことを知ってやってくる。
1月にお見合いして、7月に結婚式を挙げ、奥さんは現在妊娠中。4月に生まれるらしい。大きなおなかで幸せいっぱいな姿を見ていると、私もあやからなくちゃー、と。
基本、甥っ子の話題と春に生まれてくるベビの話題が中心。私の出る場はない。
盛り上がっているのは良いけど、主婦な私は夕方になってくると夜の祝膳の準備をしなくては、と、ソワソワしてくる。いもーとちんに任せられたらいいのだけど、いもーとちんだけでは母の手伝いにならないから。そろそろ、と妹夫婦を促して帰ろうとすると、叔父が思いがけずお年玉をくれる。
「今年はね、」と、最後の最後に個人的な話をカミングアウト。
叔父叔母ならず、イトコ夫婦も、ものすごく喜んでくれる。

自宅に帰ると、母が「そろそろ呼び戻そうと思ってた」と。
いもーとちんだけでは、やっぱり準備が全然おっつかない。
こんなんじゃ、嫁に行っても、お正月は実家で働いてそうだな。
元日の夜は、一番人数が多くて賑わう。
私も食べる合間に立ったり座ったり、大忙し。
甥っ子は、眠いのと普段と違う場所で人が多くて興奮しているのとで大泣きし、妹はなんとか寝かしつけようと、なかなか宴に加われず。
22時に代行がやってきて、叔母家族が帰っていく。
そのあとは、やっと甥っ子が寝入ったので妹も加わって家族水入らずの時。

とはいえ、やっぱり体調がよろしくない私は、早々に退散、と。
そんなこんなで、元日はふけていったのであります。

料理写真などは、明日にでもアップしようかな。