避難訓練

先日、マンションの避難訓練が行われ、無事に終了しました。

私が主催したわけではありませんが、防火管理者としての役割もありましたので、終わってホッとしました。

当日は、雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気で、参加状況が危ぶまれました。
消防署の人にも来てもらいましたので、訓練前に消防署員の方と打ち合わせ。
ダンナ氏は仕事でおりませんでしたから、息子は抱っこ紐で。

「火事です」というサイレンで、出火したと思われる部屋まで確認しにいき、初期消火できないという設定で、110番通報の練習をしました。大人数でもないけれど、そこそこの人数が訓練に参加してくれて、これまたホッとしました。管理組合の人間だけだったらどうしよう。。という不安は、少しありました。

消防署員の方に防災について少しレクチャーしていただき、数ヶ月前に防火管理者講習を受けたばかりだから知ってる話とはいえ、改めて意識をしないと、、と気が引き締まる思いになりました。

その後、水消火器での消火訓練。息子を抱っこしたまま、挑戦しました。ほんと、実際に何かあった時、息子を手放すわけにはいきませんからねぇ。で、息子は外に停まっている消防車に大喜びだったのでした。

消防の次は、AEDについてのレクチャーと実演。
会社員時代、AED関連の仕事も少し携わっていたし、実際に人型を使っての練習もしたことあります。胸骨圧迫とか、結構難しいんですよね。当時、合格ラインまでなかなか達することができなかった記憶があります。久しぶりに実演もやってみたかったのですが、こちらは息子付では無理なので諦めました。こういうのは、使い方を知っているだけじゃなくて、実際に練習をする機会がないと、なかなか有事の時には使いこなせないですよね。
まぁ、そういう有事にぶち当たらないのが一番なんですが。

訓練全体は小一時間ほどでしたが、AEDの最後のほうでは息子がぐずりだして、冷や汗でした。担当業者の方が、最後に配る予定の粗品を渡してくれまして、それで遊んでくれたので、なんとか間を持たすことができました。

毎日、何事もなく平穏に暮らせるのが一番なのですが、もしものときのための避難訓練は、知ってるより知っているほうが、絶対的に良いことばかりで有意義でした。
避難訓練は、1年おきに行う予定(今のところ)なので、次は再来年。
管理組合の役員ではないけど、防火管理者としての任務は続行中なので、今回のことを記憶の片隅にでも、きっちり残しておかなくては。