蔵書

実家に残してきた本を思い切って処分。
あれこれ見ていたら未練がましくなるので、とにかく、ざっくりと処分してみた。
古書店で引き取ってもらえるものは引き取ってもらい、引き取ってもらえなかったものは、何がダメだったのか確かめず、そのまま廃品回収に。
大きな本棚一つ分くらいは余裕であった本を処分したので、ちょっとしたお小遣いも手にした。

査定に来た業者さんが、私の本のセレクションを見て、
「心理カウンセラーのお仕事されているのですか?」
と一言。

そういえば、それ関連の仕事をやろうと勉強していた時期があった。
諦めた訳ではないけど、アプローチを変えようと思って、ちょっと脱線してみたら、脱線しまくったまま走って、元々のことを忘れてしまっていた。
そういや、1年ほど前に恩師と久しぶりにメールを交わした時
「会社で働いてるのも良いけど、いつまでそこにいるつもり?」
と、やんわりと、当初の目的を思い出しなさいよ、と言われたのをふと思い出した。

大量に蔵書を処分したけれど、新居もまだまだ本がいっぱい。
その半分くらいは、やっぱり「心理カウンセラーさん?」と言われるのではなかろうか、という類のものばかり。
生活優先って会社で勤めることを選択したけれど、いつか戻る道なのかな。