崖の上のポニョ

TOHOシネマズなんばにて「崖の上のポニョ」を見てきました。

日曜日、それも夏休み最終日のお昼だったので、周りはちびっこでいっぱいでした。

声優さんたちが豪華でしたねぇ。
矢野顕子さんの名前を見て、あの?と思ったら、ポニョのいもうと達で出ておられてビックリ。

アンデルセンの「人魚姫」からキリスト教色をなくして、舞台を今の日本にうつしたものらしいのですが、アンデルセンと違ってハッピーエンド、でも、途中でいろんなことを考えさせられる映画でした。

環境のこととか、海の汚さなんかもキチンと描かれていて美しいメルヘンの世界に終始せず、ちょっと現実の世界に戻させられたりするあたりがジブリ作品って感じ。

町が海にのまれても、皆が動じずに避難していたり、宗介のお母さんのリサが肝っ玉ぷりっていうんでしょうか、不思議なことが起こっても何もおかしくないと、そのまま受け容れてしまう強さとか、人間本位じゃなくて、自然に活かされていると知って生きてる人間の強さかな、とか思いながら見てました。 ポニョは文句なくかわいかったですね。
魔法を使う能力を失って、普通の人間の女の子として生きていけば、幸せなことばかりでもなかろうに、なんて、つい考えてしまったのは邪推ってもので。

基本、なーんも考えないで、楽しんでみたら心が洗われる映画だと思います、うん。私は楽しみました^^