射手座の世界

当たる当たらないは別として、石井ゆかりさんの占星術は大好きだ。
占いもだけど、その語り口が好きだ。
ツイッターでフォローしてるけど、毎朝の占いは、日々の表現や例え方は、私自身もリーディングをしているから、勉強になるし感動を覚えたりする。ツイッターでふぁぼっているTLの大半は彼女のものだったりする。

だから、12星座が1冊ずつの本で出版されると聞いた時、とても楽しみにしていた。
そして、やっと射手座の番が回ってきたのです。
もう、ものすんごい勢いで本屋さんに行きましたですよ。

彼女が書く「射手座」の世界は本当に愉快。
そこには、私が、まさに私がいる。
「この先危険、立ち入り禁止」
という立て札ほど、
射手座の心を惹きつけるものはない。
と帯にあるのですが、もうそれだけでノックアウト。
爆笑しながら一気読みしました。

自分に照らし合わして「当たってる、当たってない」じゃなくて「世界」が面白い。

ひとつ感心したのは、「読書」も旅の一種ということ。

ほんの世界は、射手座にとってひとつの空間と同じです。
もし、ひとつの場所にずっといることを強要されたら、射手座の人は間違いなく、頭の中だけでも旅に出てしまうと思います。
書物の中には無限の時空が広がっていますから、射手座の人はそこで旅を続けられるのです。

なるほど。。
確かに私、頭の中だけで旅に出てしまうことが多いです。
今年の夏の目標は、夏休みを消化する、だったけど、消化できないまま、期限の9月が終わっていきそうです。(取りたくても、私の代わりをやってくれる人がいねーからなー。っていうか、私のチームは150%くらいの稼働率でメンバーも疲弊しかかってるから、ここで私が「夏休み」なんて言えるわけない。。小さな制作会社の宿命ですな~)
なものですから、頭の中は常にどっか行ってたりします。
あ、だから仕事に集中してない、っつーウワサも。

私は射手座なので射手座を買いましたが、12星座全部揃えたい欲望がムクムクとわき上がった1冊でありました。

 

射手座

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