思い出の残る場所

写真はありませんが、せっかく垂水まで来たのだからと、
駅前の商店街をぶらぶらしてみました。
下町の情緒が残っていて、当時も大好きでした。
振り返ってみると彼氏が東京に行ってしまって以降、初めての垂水訪問でした。
あれから3年が過ぎたなんて、ちょっと信じられなかった。
商店街を通り抜けたら住んでいた家はすぐそばなんだけど、どこか胸の奥が疼いて、商店街を通り抜けることもできませんでした。

頭の中では、ついさっきまで流れていたマッキーの歌声が消えて、代わりにBENNIE Kの「a love story」が響いてました。
I need you ただ伝えたくて
Like you need me 抱きしめてたくて
And I love you 最後に言う言葉は
「いつも八つ当たりしててゴメンね」
Cause I need you


長い付き合いでしたが、最後の2年半は東京→大阪と離れていて、メールや電話も週1回程度ってところだったから、別れてしまってもあんまり別れたって感じがしてませんでした。
でも、こうやって思い出の場所に来ると今更ながら不在感と胸の奥の疼きを覚えずにはいられませんでした。
実は、同じ感覚を少し前に六本木ヒルズに行った時に体験していたのでした。
あの時、六本木ヒルズの森タワーを見上げた瞬間、不覚にも胸の奥がキリキリと痛み始め、その場から逃げ出したい気分になってしまい、そんな気分になってしまった自分に対してまた戸惑いを感じてしまったのです。

てな訳で、垂水からとっとと離れようと、電車に乗って神戸駅へ移動。
本当は「野洲」行きに乗りたかったんだけどなー。(「やすゆき」ね。)

神戸駅に着いたら、モザイクへ。
風景が「The 神戸」って感じ?

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5時までに心斎橋に行かなくてはいけなかったので、足早に歩いて南京町へ。
中華街は横浜よりも神戸の方がこじんまりしていて好きですね。
アメリカで生活していた時、中華街の中にあるオフィスに通っていたのでここの匂いをかぐと懐かしい気持ちになります。

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中華街もクリスマス仕様になってました。
似合わない。。ってか、怖くない?(笑)

店の外で点心を売っているのを見るとついつい食べたくなってしまって、桃まんを買いました。

これもアメリカにいた時の話だけど、私の誕生日の頃、よく行ってた中華料理屋さんに日本人仲間で食事に行ったのです。
食事も済んだから帰ろうとしても皆が席から立ち上がらないでだらだらと話を続けるので、私が「???」となっていたら、オーナーが
「お誕生日おめでとうございますー」
って言って持ってきてくれたのが桃まんでした。
その時に、お祝いの時に食べるんだって聞きました。
私が誕生日ってことをオーナーに伝えてくれてたのね。

BENNIE KのJapana-Rhythmをガンガンにかけながら三宮まで歩いて行って、阪急で梅田に向かいました。
かなり歩いたので疲れてしまって電車の中ではBENNIE KのSynchronicityをかけてたのだけど全然耳に残らないくらい爆睡しているうちに梅田に着いてしまいました。