連休雑記

三連休中日がおわろうとしている。
今回の三連休は、東京でのセミナー受講に始まった。
その話は別の機会にするとして、中日は大阪にて。
東京からトンボ帰りしてきたので、大阪におりました。
昼間は野暮用で外出し、夕方、疲れが出て這々の体で帰宅。
夜は北新地某所にて、母がシャンソンのライブに出演するためサクラとして行くことになっていたけど、帰宅してから少し横になっていたら、もう、、みたいな。
行かなくてもいい?ってメールしようと思いながら、
タクシーを飛ばせば間に合うことに気づき、とりあえず外出。
北新地までタクシーで1メーターで行くから便利です。
1メーターじゃないときもあるかな。それは、タクシーの運転手さんの手腕なのかしら。

会場に着くと、連休中日ということもあり、人がまばら。
あぁ、やっぱり行って良かった、と思う。
お客さんが多いときはいなくてもOKなんだけどさ。

客席には、母のシャンソンの師である条先生がいて、
隣にお座りなさい、と促される。
今回は、先生は歌わないようで、かなりラフな服装でおられる。
そういえば、先生とお話しするのはかなり久しぶり。
ライブは、時折、拝見していたのだけど。
今回のライブは、会場のオーナーさんと母の二人だけ。

私、母には申し訳ないけど、本当にシャンソンってよく分からない。
先生やプロの人たちが歌っておられるのは上手だと思うんだけど、
母が歌っているのは、よく分からない。
でも、あちこちからゲストの依頼が来たりするから、上手なんよね、多分。
身内だから耳が厳しくなるのかしら。
おそらく、母が私の演奏を聴きにきたら、同じように
「いろんな人が褒めてくれてるみたいだけど、よく分からないわ」
って思うんじゃないかしら。
聴いていて勉強になることはあるのですけどね。

休憩時間に条先生から「今もハーモニカを演奏してるの?」
と尋ねられて、「はい」とお返事すると
「じゃ、今度、バンドを手配するから一緒にライブやりましょうね。」と。
シャンソンのオブリガードは、アコーディオンが多かったのだけど、
それをハーモニカでやっても合うと思うのですよ、なんて話をしていただきまし
て、ほぉほぉ、とシャンソンってよく分からない、なんて思いは、胸に納めて拝聴する私。

お酒をいただきながら(新地のラウンジですからね)ライブを聴いていたので、
最後の方になったら、酔いも回ってきたせいか、母の歌も、まぁ聴けるんじゃ?
などと思ったり。娘としてはですね、やっぱり声に合った歌を選ばなきゃ、
とか思う訳です。といっても、母もお勉強中ですしね。
隣が先生だったから、どんな風に思って聴いておられるのかな?と思ったり。
おわったら、ライトに対する立ち位置などダメだしされておられました。

三人娘の一人だけでも音楽を続けているのは、こういうとき便利なのかな。
娘が顔を出すと、「お嬢さんも(音楽を)何か?」みたいな質問はされるので
「娘はジャズやってるんです、ハーモニカで」
って答えると、なんかカッコよさげじゃないですか。

ライブの後は、通常の飲み屋さんになっていたのですが、
音楽の話は、なかなか面白かったです。
歌う人たちの身体の使い方とか。
私は途中で帰ってきたのですが、帰るときに条先生から
「楽しみにしてるからね~」
って声をかけていただいて、先生、どこまで本気なのかしら。
母も先生が今度ライブを一緒にやろう、なんて私に言ってるのを聞いて、
「娘はシャンソンじゃなくてジャズだから。。」
と言ってたのですが、先生は
「ブルージーなシャンソンも良いじゃない」
とおっしゃっておられました。
今の私がいるのは、条先生のおかげでもありますので、ライブを、
とお声かけいただけるのなら、頑張ってシャンソンも勉強しようと思います。
って、大丈夫なのかしら。

余談ですが、私が徳永教室に入る前、条先生のライブの後、余興で私が
演奏することがあって、その時に条先生から非常に買っていただいて、
もう少し頑張ってみよう、と思ったのが今に続いておるのです。
条先生だけじゃなく、母のシャンソン関係者からは、一様に
かわいがっていただいて、本当にありがたいことです。。
あ、母のシャンソン関係だけじゃないや、父の周りのジャズ関係者にも
たいへんかわいがっていただいて、ありがたや、ありがたや、なのです。